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大浦警察署

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大浦警察署
都道府県警察 長崎県警察
管轄区域 長崎市南部
交番数 6
駐在所数 5
所在地 850-0921
長崎県長崎市松が枝町7番25号
地図
位置 北緯32度44分08.3秒 東経129度52分03.3秒 / 北緯32.735639度 東経129.867583度 / 32.735639; 129.867583座標: 北緯32度44分08.3秒 東経129度52分03.3秒 / 北緯32.735639度 東経129.867583度 / 32.735639; 129.867583
外部リンク 大浦警察署
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大浦警察署(おおうらけいさつしょ)は、長崎県長崎市にある長崎県警察が管轄する警察署の一つである。長崎市南部や、長崎半島などを管轄している。

所在地

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  • 長崎県長崎市松が枝町7番25号

管轄区域

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  • 長崎市南部

沿革

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  • 1874年明治7年)10月27日 - 長崎県警察局(長崎県警察の前身)の本営が本大工町に開庁。その分営が以下2カ所に置かれる。
    • 1. 八百屋町分営(長崎警察署の前身)
    • 2. 新地町分営(大浦警察署の前身)
  • 1875年(明治8年)
    • 12月17日
      • 長崎県警察局の外浦町への移転に伴い、旧警察局舎に八百屋町の邏卒屯所(分営)が移転し、第一警察出張所となる。
      • なお、新地町の邏卒屯所(分営)は第二警察出張所となる。
  • 1878年(明治11年)
    • 1月18日
      • 長崎県警察所(本部)が長崎県警察本署と改称。
      • 出張所・屯所・分屯所が警察署・分署・派出所・交番所に改められる。
        • 第一警察出張所が長崎警察署となる。
        • 第二警察出張所は長崎警察署新地分署となる。
  • 1879年(明治12年)
    • 10月14日 - 新地分署が新地警察署に昇格し、長崎警察署から3分署(大波止・深堀・茂木)と高島派出所を移管。
    • 10月15日 - 外国人ポリス(英国人)1名を初めて採用。
      • 英国人ピートルドール(39歳)月給70円。1年ごとに雇用契約を更新し、16年にわたり勤務し、1895年(明治28年)3月31日をもって健康的理由で退職した。
  • 1880年(明治13年)
    • 7月16日 - 長崎県警察本署、帯剣用法並取扱心得を定め、巡査全員に帯剣させる。
    • 11月9日 - 長崎県警察本署、2署(長崎警察署と新地警察署)あてに、当分の間帯剣は廃止し、官棒の携帯を通達。
      • この通達は上記の2署に限ったものであった。その背景には、当時は治外法権であった長崎市の外国人居留地への配慮があった。
  • 1881年(明治14年)12月16日 - 高島分署を設置。
  • 1884年(明治17年)12月24日 - 新地警察署が梅ヶ崎町に移転し、梅香崎警察署と改称。
  • 1885年(明治18年)7月1日 - 大波止分署が長崎警察署から移管され、水上警察派出所に改称。
  • 1888年(明治20年)3月30日 - 梅香崎警察署稲佐分署が設置される。
ジョン・オブライエン。日本で柔術を知り、海外へ紹介した
  • 1895年(明治27年)12月 - 外国人警官ピーター・ドールの後任として、米国人のジョン・J・オブライエンが採用される。
    • 月給は100円(日本人警官の約10倍)。1900年に帰国。
  • 1940年昭和15年)6月25日 - 梅香崎警察署が旧香港上海銀行長崎支店(1931年(昭和6年)に閉鎖)に移転。
  • 1941年(昭和16年)12月8日 - 稲佐分署が稲佐警察署に昇格する。
  • 1948年(昭和23年)
    • 2月1日
      • 警察法(旧警察法)施行に先立ち、準備訓練のため、国家地方警察(国警)、国警地区警察署、自治体警察署(自警)が発足。
      • 梅香崎警察署庁舎に、国家地方警察西彼南地区警察署が設置される。
    • 3月7日
      • 警察法の施行により、国警と自警察が発足。
      • 長崎県警察部(本部)を国家地方警察長崎県本部と改称。自治体警察として、長崎市警察(長崎市内1署体制)が発足する。
  • 1950年(昭和25年)5月 - 梅香崎警察署庁舎に、国家地方警察県本部が設置される。
  • 1954年(昭和29年)7月1日 - 警察法が全面改正される。
  • 1974年(昭和49年)3月16日 - 大浦警察署の新庁舎が松ヶ枝町に完成し、移転。落成式を挙行。
  • 2020年令和2年)3月31日 - 長崎運転免許センターの新設(新長崎警察署内に併設)に伴い、この日をもって大浦署内の運転免許窓口の業務を終了。

交番

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  • 石橋交番(いしばし、長崎市松が枝町2-35)
  • 戸町交番(とまち、長崎市戸町4丁目10-1)
  • 小ヶ倉町交番(こがくらまち、長崎市小ヶ倉町3丁目468-1)
  • 深堀町交番(ふかほりまち、長崎市深堀町5丁目718)
  • 江川町交番(えがまわち、長崎市江川町390-5)
  • 三和交番(さんわ、長崎市布巻町111-1)---旧三和町交番、2005年(平成17年)に名称変更。

駐在所

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  • 高浜警察官駐在所(たかはま、長崎市高浜町3265-75)
  • 野母崎警察官駐在所(のもざき、長崎市野母町2151-26)
  • 脇岬警察官駐在所(わきみさき、長崎市脇岬町3560-46)
  • 高島警察官駐在所(たかしま、長崎市高島町2706-8)
  • 伊王島警察官駐在所(いおうじま、長崎市伊王島町1丁目3277-8)

警備艇

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  • いそかぜ 長9 (10.00t)

廃止された交番・駐在所

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( )は読み、所在地だった場所。---は廃止後に所管区が移された交番・駐在所を表す。[1][2][3][4][5][6][7][8]

  • 2006年(平成18年)
    • 香焼町交番(こうやぎまち、長崎市香焼町1070-33)---深堀町交番
    • ダイヤランド警察官駐在所(長崎市ダイヤランド2丁目4-10)---小ヶ倉町交番
    • 上戸町警察官駐在所(かみとまち、長崎市上戸町2丁目15-11)---戸町交番
  • 2008年(平成20年)
    • 南ヶ丘交番(みなみがおか、長崎市南が丘町1-1)---石橋交番

脚注

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関連項目

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外部リンク

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