大成町
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たいせいちょう 大成町 | |||||
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廃止日 | 2005年9月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 瀬棚郡北檜山町、瀬棚町、久遠郡大成町 → 久遠郡せたな町 | ||||
現在の自治体 | せたな町 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道 檜山支庁 | ||||
郡 | 久遠郡 | ||||
市町村コード | 01366-8 | ||||
面積 | 133.91 km2 | ||||
総人口 |
2,428人 (住民基本台帳人口、2005年8月末) | ||||
隣接自治体 | 瀬棚郡北檜山町、爾志郡熊石町 | ||||
町の木 | オンコ | ||||
町の花 | エゾヤマツツジ | ||||
大成町役場 | |||||
所在地 |
〒043-0595 北海道久遠郡大成町字都427番地 | ||||
座標 | 北緯42度13分39秒 東経139度49分19秒 / 北緯42.22742度 東経139.82183度座標: 北緯42度13分39秒 東経139度49分19秒 / 北緯42.22742度 東経139.82183度 | ||||
ウィキプロジェクト |
大成町(たいせいちょう)は、北海道南西部、檜山支庁中部にあって、日本海に面していた町。
町名は1955年に久遠村と貝取澗村が合併した際、町の発展を願って名付けられた。
2005年9月1日、久遠郡大成町・瀬棚郡瀬棚町・北檜山町の3町は新設合併により、大成町区域は、久遠郡せたな町の合併特例区の一つ「大成区」となった。せたな町の本庁舎は旧北檜山町役場に置かれている。 尚、「久遠郡」は合併後も「久遠郡せたな町」として残った。久遠郡は合併により拡大した、全国でも数少ない例である。瀬棚郡北檜山町が町役場を、瀬棚郡瀬棚町が町名を、そして久遠郡大成町が郡名をそれぞれ引き継ぐ形となった。
地理
[編集]町役場は北海道本島で最も西に位置する。日本海に面する海岸線(約36km) は奇岩や岩礁が連なる。北東部は山岳地帯となっており、町の大部分が傾斜地である。
- 山:遊楽部岳(1,277m)、白水岳(1,136m)、毛無山 (816m)
- 岬:尾花岬、ツラツラ岬、長磯岬
隣接していた自治体
[編集]檜山支庁
歴史
[編集]行政の沿革
[編集]- 1902年 北海道二級町村制施行により、久遠村が発足する。
- 1923年 北海道二級町村制施行により、貝取澗村が発足する。
- 1955年7月20日 久遠村及び貝取澗村が合併し、大成村が発足する。
- 1966年 町制施行し、大成町となる。
- 2005年9月1日 久遠郡大成町、瀬棚郡瀬棚町及び北檜山町が合併し、久遠郡せたな町が発足する。
主な出来事
[編集]- 1959年(昭和34年)9月 - 宮古島台風が北海道南部に上陸。熊石村と合わせて数百戸が流失する被害[1]。
- 1993年(平成5年)7月12日 - 北海道南西沖地震が発生。地震により発生した津波により10人が死亡[2]。
経済・産業
[編集]国勢調査人口の推移
[編集]教育
[編集]- 町立高等学校:北海道大成高等学校
- 中学校:大成
- 小学校:久遠、長磯、平田内
交通
[編集]鉄道
[編集]町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR北海道函館本線八雲駅。
バス
[編集]道路
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- 長磯海岸、太田海岸
- 親子熊岩:町のシンボル。カントリーマークに採り入れられている。
- 太田山神社
- 太田定灯篭
- 平浜海水浴場
脚注
[編集]- ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、138頁。ISBN 9784816922749。
- ^ “内閣府防災情報のページ(『大海嘯 北海道南西沖地震災害体験記録誌』大成町から転載)”. 内閣府. 2023年12月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 大成町 公式ホームページ - 閉鎖。(2005年3月16日時点のアーカイブ)