大和田 (新座市)
表示
大和田 | |
---|---|
新座貨物ターミナル駅 | |
北緯35度48分36.11秒 東経139度32分59.47秒 / 北緯35.8100306度 東経139.5498528度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | 新座市 |
人口 | |
• 合計 | 8,979人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
352-0004[2] |
市外局番 | 048[3] |
ナンバープレート | 所沢 |
大和田(おおわだ)は、埼玉県新座市の町名。現行行政地名は大和田一丁目から五丁目。郵便番号は352-0004[2]。
地理
[編集]埼玉県新座市西部に位置し、東京都清瀬市に接する。近世には大和田宿が所在した。西側では大和田二・三丁目地区土地区画整理事業によって農業地区から商工業地区へと大規模な土地転換が行われている[4]。
地価
[編集]住宅地の地価は2017年(平成29年)1月1日の公示地価によれば大和田1-28-21の地点で17万7000円/m2となっている。
歴史
[編集]地名は「和田」と称する蛇行する川などにみられる丸みのある広い平地から。新開遺跡に見られるように旧石器時代から人の居住が確認されている。
もとは江戸期より存在した新座郡野方領に属する大和田町、古くは鎌倉期より見出せる新座郡のうちの大和田郷であった[5]。1591年(天正19年)に、芝山正員が川越街道沿いの当地に陣屋を置いた。大和田町はその後の街道の発展に伴い形成されたという[5]。
- 知行ははじめは旗本領で、1625年(寛永2年)より上野高崎藩領となる[5]。
- 1871年(明治4年)
- 1873年(明治6年)6月15日 - 入間県が群馬県(第1次)と合併して熊谷県の管轄となる。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 第2次府県統合により、埼玉県の管轄となる。
- 1879年(明治12年)3月17日 - 郡区町村編制法により成立した新座郡に属す。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴ない、(旧)大和田町と野火止村、北野村、菅沢村、西堀村が合併し、新座郡(新)大和田町が成立。(旧)大和田町は(新)大和田町の大字大和田となる。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 新座郡の北足立郡への編入に伴い、北足立郡に属す。
- 1955年(昭和30年)3月1日 - 大和田町と片山村が合併し、新座町が成立。新座町の大字となる。
- 1965年(昭和40年) - 地内(現、中野一丁目)に跡見学園女子大学が開学する[5]。
- 1970年(昭和45年)11月1日 - 市制施行により、新座市の大字となる。
- 1971年(昭和46年) - 地内(現、新座三丁目他)に新座団地が建設される[5]。
- 1973年(昭和48年) - 地内に新座貨物ターミナル駅開業[5]。
- 1975年(昭和50年)8月1日 - 住居表示の実施に伴ない、大字大和田の大部分と野火止の一部から大和田一丁目〜五丁目が成立[6]。また、同日大字大和田の一部から新座一丁目〜三丁目、中野二丁目が成立する。また、大字大和田と野火止の各一部から中野一丁目が成立する。大字大和田は消滅。
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 2021年(令和3年)
世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
大和田一丁目 | 1,614世帯 | 3,841人 |
大和田二丁目 | 34世帯 | 53人 |
大和田三丁目 | 14世帯 | 28人 |
大和田四丁目 | 547世帯 | 1,317人 |
大和田五丁目 | 1,588世帯 | 3,740人 |
計 | 3,797世帯 | 8,979人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[15]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
大和田一丁目 | 1〜11 16〜18 |
新座市立大和田小学校 | 新座市立第四中学校 |
その他 | 新座市立新開小学校 | ||
大和田二丁目 | 全域 | 新座市立野火止小学校 | 新座市立新座中学校 |
大和田三丁目 | 全域 | 新座市立新開小学校 | 新座市立第四中学校 |
大和田四丁目 | 全域 | ||
大和田五丁目 | 全域 |
交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]- 国道254号(川越街道)
- 埼玉県道109号新座和光線
- 埼玉県道113号川越新座線
- はなみずき通り
- 木の芽坂通り
- 新座北口通り
地域
[編集]寺社・史跡
[編集]- 新義真言宗 普光明寺[5]
- 大和田観音堂
- 大和田氷川神社
- 新開遺跡
公園・緑地
[編集]- 大和田運動場
- 新座市営大和田ファミリープール(老朽化に伴い2021年度に廃止[16])
- 大和田一丁目児童遊園
- 新開公園
- 新開第二公園
施設
[編集]- くみまちモールにいざ
- エスロジ新座EAST1・EAST2・WEST[14]
- GLP新座
- 志木地区衛生組合新座環境センター
- 埼玉県立新座柳瀬高等学校
- 新座市立大和田小学校
- 新座市立新開小学校
- 新座市立第四中学校
- 第一新座幼稚園
- 大和田しらかば幼稚園
- 山びこ保育園
- 新座市立大和田公民館
- 大和田一丁目集会所
- 大和田集会所
- 新座市第二老人福祉センター
- 新座消防署大和田分署
- 新座大和田郵便局
- 東武バスウエスト新座営業事務所
脚注
[編集]- ^ a b “町(丁)字別人口調査 平成29年1月1日現在 結果報告”. 埼玉県 (2017年3月23日). 2017年10月26日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月26日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ 新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業について
- ^ a b c d e f g 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 193頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1096頁。
- ^ “日本GLP 埼玉県新座市で「GLP新座」を着工”. 日本GLP (2018年3月26日). 2018年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月14日閲覧。
- ^ “「くみまちモール新座」開業、売場面積1万m2の大型店出店”. 流通ニュース (2018年11月27日). 2022年1月20日閲覧。
- ^ “カインズ新座店11月23日オープン”. カインズ. 2018年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月14日閲覧。
- ^ GLP新座 - 日本GLP. 2022年1月20日閲覧。
- ^ 日刊建設工業新聞 2018年03月23日記事
- ^ “物流・運輸・その他施設”. 第一設備工業. 2022年1月20日閲覧。
- ^ 清水建設リリース:新座市で3棟計約19万m2の大規模物流施設を開発〜ポテンシャルの高いロケーションに付加価値の高い物流施設を計画〜
- ^ a b “埼玉県内最大級の物流施設開発プロジェクト「S・LOGI新座」の最終棟が竣工”. 清水建設 (2021年7月27日). 2022年1月20日閲覧。
- ^ “小学校、中学校の通学区域を教えてください”. 新座市 (2014年8月27日). 2017年10月26日閲覧。
- ^ “レジャープールの今後のあり方について”. さいたま市都市局 みどり公園推進部 都市公園課. p. 10. 2023年11月26日閲覧。
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。