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大和田久兵衛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大和田 久兵衛(おおわだ きゅうべえ、旧姓・大西1872年1月29日明治4年12月20日[1] - 没年不明)は、日本実業家。族籍は福井県平民[1]

人物

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福井県平民・大西萬蔵の二男[1]1891年、先代久兵衛の養子となった[1]1894年家督を相続し久兵衛を襲名した[1]

大和田銀行常務取締役[2]、同理事兼調査部長[1][3]大和田貯蓄銀行[2]、大和田炭鉱、日本亜鉛各監査役[1]、敦賀商業会議所副会頭[4]、同常議員[1][5]などをつとめた。地方名望家であった[1]。住所は福井県敦賀郡敦賀町[5](現・敦賀市)。

家族・親族

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大和田家
  • 養父・久兵衛[5]
  • 弟・與吉1890年 - ?、福井、杉田源助の養子)[5]
  • 妻・てる1878年 - ?、福井、大和田荘太郎の長女)[5]
  • 男・正祐1908年 - ?)[1]
  • 二女・1895年 - ?、福井、大西萬三の妻)[5]
  • 三女・フジ1900年 - ?、大分、上ノ畑悌二の妻)[5]
  • 四女・寿満1903年 - ?、石川、武部弘成の妻)[5]
  • 五女・喜美子1905年 - ?、千葉、丸才司の妻)[5]
  • 六女(1913年 - ?)[1]
親戚
  • 大和田悌二(官僚、実業家)
  • 丸才司検事[2]
  • 若宮貞夫(官僚、政治家)[4][6] - 若宮の妻は大和田荘太郎の二女で[6]、大和田の妻は大和田荘太郎の長女であるから妻同士が姉妹の関係である[5][6]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 『人事興信録 第5版』を75頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年5月14日閲覧。
  2. ^ a b c 『人事興信録 第8版』オ154頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年5月14日閲覧。
  3. ^ 『日本全国諸会社役員録 明治42年』福井県 下編608頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月18日閲覧。
  4. ^ a b 『人事興信録 第4版』を52頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年5月14日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j 『人事興信録 第9版』オ162頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年5月14日閲覧。
  6. ^ a b c 『人事興信録 第6版』わ14頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年4月4日閲覧。

参考文献

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  • 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 明治42年』商業興信所、1893 - 1911年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第9版』人事興信所、1931年。