大吉洋平の毎日ヒルズ大吉白書
大吉洋平の毎日ヒルズ大吉白書 | |
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放送方式 | 生放送 |
放送期間 | 2014年10月23日 - 2015年3月26日 |
放送時間 | 木曜日 20:00 - 21:50 |
放送局 | MBSラジオ |
パーソナリティ | 大吉洋平 |
公式サイト | 公式サイト |
『大吉洋平の毎日ヒルズ大吉白書』(おおよしようへいのまいにちひるずだいきちはくしょ)は、2014年度のナイターオフ期間(2014年10月23日 - 2015年3月26日)にMBSラジオで毎週木曜日の20:00 - 21:50に放送された「茶屋町プレミアムナイト」第2部の番組。毎日放送本社(大阪市北区茶屋町)M館ラジオスタジオからの生放送で、同局アナウンサー・大吉洋平の冠番組である。
概要
[編集]海外での留学生活が長く、『ちちんぷいぷい』(MBSテレビ平日午後の情報番組)の海外取材企画「リアル世界くん」でリポーターを当時務めていた大吉が、テレビ・ラジオを通じて毎日放送への入社後初めてレギュラーで担当する冠番組。番組タイトルの「毎日ヒルズ大吉白書」は、海外留学へのきっかけになった『ビバリーヒルズ高校白書』(日本でも放送されていたアメリカの青春ドラマ)に由来する[1]。
当番組では基本として、大吉だけで生放送を進行。「ノリは一流 人気は二流」[2]と自称しながら、身辺に起きた出来事、過去の自分、将来の夢などを29歳(放送開始時点)なりの本音で語る。放送日によっては、大吉と縁の深い著名人や同僚のアナウンサー(たむらけんじや上泉雄一など)が「サプライズメッセージ」を寄せたり、大吉と親交のある外国人や同世代のお笑い芸人(「ミサイルマン」の西代洋や「女と男」の市川義一など)をスタジオに招いたりしている。
大吉は、「Lucky Beverly English School」(21:00前後に放送される英会話のワンポイントレッスンコーナー)で、"Professor Daikichi(ダイキチ教授)"と名乗りながら英語圏での生活・取材経験を基に日常会話で使える英語のフレーズを紹介。「Don't be nervous be honest!」(21時台の悩み相談コーナー)では、相談の対象を自身より年下(29歳以下)のリスナーに絞ったうえで、放送や電話を通じてリスナーからの相談に応じている。
なお、当番組ではFacebook上に公式アカウントを開設。YouTube内のMBSラジオ公式チャンネルでは、「Lucky Beverly English School」の放送内容と連動したスピンオフ動画を、毎回の放送終了後に順次公開している。
ナイターオフ期間限定の番組であるため、2015年3月26日の放送で終了。大吉自身は、同年同月30日(月曜日)から2016年3月21日まで、MBSラジオの深夜番組『アキナ・大吉洋平の「週刊ヤングマンデー」』で引き続きパーソナリティを務めた。
出演者
[編集]- 大吉洋平(毎日放送アナウンサー)
- 「寺坂ちゃん」(放送時点では20歳の女性AD)
- 「Lucky Beverly English School」には生徒役で出演。本名は不詳だが、放送では"Miracle Terasaka(ミラクルテラサカ)"とも呼ばれている。
- 当番組終了後は『上泉雄一のええなぁ!』でADを務める[6]。
放送時間
[編集]- 毎週木曜日 20:00 - 21:50(2014年10月23日 - 2015年3月26日)
- 21:50からナイターオフ期間限定番組の『麻田キョウヤのあ〜まだ木曜日』を放送する関係で、火・水曜日の「茶屋町プレミアムナイト」第2部の番組より放送時間が10分ほど短かった。
- 2014年10月30日には、『MBSベースボールパーク 日本シリーズ実況中継』として日本シリーズ第5戦・福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガース戦(福岡 ヤフオク!ドームでのナイトゲーム)を中継した関係で、当番組を全編にわたって休止した。
- 2014年12月31日(水曜日)の20:00 - 23:30には、『MBSラジオ 大晦日バラエティ カウントダウン直前までスペシャル~第2部~』として、『かみじょう大吉のブレイク白書!』(「茶屋町プレミアムナイト」の金曜日第2部『かみじょうたけしのブレイクしたいねんっ!』との合同特別番組)を編成。さらに、翌日(2015年1月1日)には、当番組を通常どおり放送した[7]。
主なコーナー
[編集]- 「Lucky Beverly English School」(2014年11月6日放送分の第2回から開始)[8]。
- 英語圏(アメリカ・オーストラリア・シンガポール)への留学を経て、毎日放送への入社後に世界35か国以上の取材で英語の通訳を担当してきた大吉(Professor Daikichi)が、日常会話で使える英語のコツ(母語話者にも通じるワンフレーズ、ジョークを取り入れた表現、英語らしく聞こえる発音の裏技)をシチュエーション別に紹介。コーナータイトルは、『ビバリーヒルズ高校白書』に加えて、大吉の苗字が「最高の運勢」を意味することにもちなんでいる。
- 当コーナーには、ADの寺坂(Miracle Terasaka)が「生徒」として出演。放送回によっては、英語を母語に使わない知人(外国人や若手芸人など)も、特徴や肩書などにちなんだ英語風の呼称[9]でレッスンに加わる。いずれの「生徒」も、放送後にはYouTube向けのスピンオフ動画「Professor Daikichi Presents Lucky Beverly English School」に登場する[8]。
- スピンオフ動画では、大吉が手書きのフリップを持ちながら、放送で取り上げたワンフレーズを紹介。さらに、放送にも出演した「生徒」との間で、そのフレーズにまつわる寸劇風のやり取りを展開している。
- 「Don't be nervous be honest!」
- 大吉より年下(29歳以下)のリスナーだけを対象にした悩み相談コーナーで、どのような相談にも対応。コーナータイトルには、日本語で「緊張しないで、正直に言って」といった意味がある。相談の内容によっては、放送中に大吉が相談者へ電話を掛けたうえで、悩みを聞くこともある。
- 「奇跡は起こるものじゃなくて起こすもの」
- LINEを使うリスナーからの投稿を通じて、LINE上で公開されている「ひとこと」(ユーザープロフィール内の「ひとこと」欄に投稿された短文のメッセージ)を紹介するコーナー。「寺坂ちゃん」が実際にLINEで公開中の「ひとこと」を、そのままコーナータイトルに用いている。
上記のコーナーの合間には、大吉自身が選んだ楽曲を随時放送。曲名・アーティスト名に加えて、大吉が「その曲を流すのにふさわしい」と考えるシチュエーションも紹介する。
脚注
[編集]- ^ ちなみに大吉は、毎日放送へ入社した2008年の8月6日から、同局公式サイト内の「アナウンサーページ」で『マイニチヒルズ大吉白書』と称する公式ブログを開設している。
- ^ MBSラジオ『かみじょう大吉のブレイク白書!』での紹介文などを参照
- ^ 番組公式サイトでの紹介文を参照
- ^ 当番組Facebook公式アカウントでのタイムラインを参照
- ^ 「waiting for a cup of coffee」(『マイニチヒルズ大吉白書』2014年11月27日付記事)
- ^ 自身の異動と共に月曜日パートナーとなった金村義明のインスタグラムにしばしば登場する。
- ^ 大吉が2015年1月1日に自身のtwitterアカウントへ投稿したツイートを参照
- ^ a b 「Lucky Beverly English School」(『マイニチヒルズ大吉白書』2014年11月12日付記事)
- ^ 西代:(巨漢であることから)"Mr.Meat"、市川:(メガネを掛けていることから)"Mr.Megane"、吉村珠佳:(MBSラジオの『ありがとう浜村淳です』に「ありがとう娘。」として出演していることから)"Thanks Girl"など。