大前朔郎
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大前 朔郎(おおまえ さくろう 1922年10月1日 - 2005年6月13日)は、日本の教育者、関西学院大学名誉教授、[経済学者]
経歴
[編集]京都府出身。1945年(昭和20年)関西学院大学経済学部卒業[1]。後に関西学院大学経済学部教授となり、1952年(昭和27年)には撓競技同好会(翌年剣道部に改名)の部長も務めた[2]。イギリスの社会政策学などに関連する翻訳、著作等を多数執筆した。
2005年(平成17年)6月13日、兵庫県西宮市の病院で死去。享年82歳[3]。
著作
[編集]- 『英国労働政策史序説』 有斐閣 1961年
- 『造船労働者と工場管理宣言:大正十年の川崎造船所争議』(池田信との共著)関西学院大学産業研究所 1962年
- 『戦後兵庫県労働運動史年表:主として兵庫県総評を中心として』 法律文化社 1964年
- 『社会保障論:イギリスを中心にして』 ミネルヴァ書房 1973年
- 『社会保障とナショナルミニマム : イギリスを中心にして』 ミネルヴァ書房 1975年
- 『労働史研究』 啓文社 1983年
- 『労働運動史研究 : オーストラリア・日本』 ミネルヴァ書房 1991年
翻訳
[編集]- 『消費・貯蓄・雇用』 H.ゴードン・ヘイズ著(汐見三郎、小寺武四郎と共訳)東洋経済新報社 1953年
- 『ミル社会主義論』 ジョン・スチュアート・ミル著 関書院 1958年
- 『労働者のチャンピオン : 自由を求めたイギリスの人びと』 H.フェイガン著 岩波書店 1960年
- 『アメリカ労働組合論』 フロレンス・ピータースン著(安屋和人と共訳) 関書院 1960年
- 『イギリス労働組合運動史』 ヘンリー・ペリング著 東洋経済新報社 1965年
脚注
[編集]- ^ 大前朔郎『出身県別 現代人物事典 西日本版』p363 サン・データ・システム 1980年
- ^ “関西学院辞典 剣道部”. 関西学院大学. 2022年12月28日閲覧。
- ^ “訃報”. 社会政策学会 (2005年). 2022年12月28日閲覧。