コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

大前一樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
おおまえ かずき
大前 一樹
2023年3月26日、京セラドーム大阪にて
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 兵庫県
生年月日 (1961-06-13) 1961年6月13日(63歳)
最終学歴 関西学院大学文学部
所属事務所 オリックス野球クラブ→オールコレクト(個人芸能事務所)
職歴 和歌山放送
活動期間 1984年 -
ジャンル スポーツ
出演番組・活動
出演中 プロ野球中継ラグビー中継他

大前 一樹(おおまえ かずき、1961年6月13日[1] - )は、日本フリーアナウンサー兵庫県出身。

有限会社オールコレクト代表取締役、関西メディアアカデミー代表。元オリックス・バファローズシニアビジュアルプロデューサー。YouTuber。

経歴

[編集]

関西学院大学文学部卒業後[1]、1984年和歌山放送にアナウンサーとして入社[1]南海ホークス戦や高校野球和歌山県大会などを実況していたが、1988年シーズン終了をもってホークスが福岡に移転した為、和歌山放送のプロ野球中継がなくなり、退職を考えていたところ、同年に親会社がオリックスに代わったブレーブスが球団職員を一般公募していることを知り応募。1990年、和歌山放送を退社し、オリックス野球クラブ(オリックス球団)に入社。

入社後はビジュアルプロデューサーとして、1991年の本拠地のグリーンスタジアム神戸(現・ほっともっとフィールド神戸)移転を機に、日本で初めてとなる男性球場アナウンサーとしてDJ KIMURAを採用。「スタジアムDJ」というスタイルを作り上げた[2]。また、本拠地移転と同時に行われたブレーブスからブルーウェーブへの球団名変更にも携わっている。

1993年、親会社であるオリックスが出資していたスポーツ・アイ(現・J SPORTS)が、ブルーウェーブ戦の実況アナウンサーを探していたところ、実況経験がある大前に白羽の矢が立ち、アナウンサーに復帰することになった。2005年大阪近鉄バファローズとの合併・オリックスバファローズとなったその年のシーズン終了後にオリックス球団を退職し、個人事務所「オールコレクト」を設立。以後はオリックス戦をメインとして、ソフトバンク(主にCS衛星放送向け)、ヤクルト、横浜→DeNA主管試合(主にネットテレビ向け)のプロ野球実況を始め、ラグビー、サッカー、MLBの試合も担当する[3]この他にオリックス球団の記者会見やイベントの司会、監督インタビューを始めとする球団関連の代表質問等も多く担当しているほか、Yahoo! JAPANのスポーツサイト「スポーツナビ」でのオリックス野球クラブ名義のコラムも大前が執筆している。

また、大阪府吹田市にて「関西メディアアカデミー」を立ち上げ、アナウンサー育成講座を行っている。

2019年に自身のYouTubeチャンネルを開設し、初期は「アナブース通信」と称してオリックスの場内アナウンサー等が出演する動画を不定期で投稿。2021年より「大前一樹のKazuTube」とチャンネル名を改め、大前単体出演を主体とした動画を毎日投稿している。

主な出演

[編集]

過去

[編集]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g DJ名鑑 1987三才ブックス、1987年2月15日、262頁。
  2. ^ 【野球好きコラム】 スタジアムDJって・・・ - 2009年10月27日 J SPORTS
  3. ^ オリックス戦実況でおなじみの大前一樹フリーアナ リーグ連覇に満面の笑み「今年こそ日本一に!」 2022年10月2日 21:45 (スポーツニッポン)
  4. ^ 株式会社BS松竹東急. “オリックス・バファローズ 2023開幕特別番組 | BS松竹東急”. BS松竹東急. 2023年2月25日閲覧。

外部リンク

[編集]