大分マリーンパレス水族館
大分マリーンパレス水族館 | |
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施設情報 | |
正式名称 | 大分マリーンパレス水族館「うみたまご」 |
愛称 | うみたまご |
前身 | 大分生態水族館 マリーンパレス |
事業主体 | 株式会社マリーンパレス |
最大水槽容量 | 1,250t |
水槽総容量 | 3,350t |
開館 | 2004年(平成16年)4月1日 |
所在地 |
〒870-0872 大分市大字神崎字ウト3078番地の22(高崎山下海岸) |
位置 | 北緯33度15分31.6秒 東経131度32分8.0秒 / 北緯33.258778度 東経131.535556度座標: 北緯33度15分31.6秒 東経131度32分8.0秒 / 北緯33.258778度 東経131.535556度 |
大分マリーンパレス水族館(おおいたマリーンパレスすいぞくかん)は、大分県大分市の高崎山下海岸にある水族館である。通称は、うみたまご。
1964年に大分生態水族館マリーンパレス(おおいたせいたいすいぞくかんマリーンパレス)として開館。2004年4月1日にリニューアル開業して、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」となった。
概要
[編集]旧「大分生態水族館マリーンパレス」が、およそ3倍に規模を拡張してリニューアル開業した水族館で、約500種、15,000点[1]を展示している。別府湾に面した国道10号大分 - 別府間(別大国道)沿いの、別府市との市境まで約1.8kmの位置にある。国道10号及び日豊本線を挟んで高崎山自然動物園と隣接しており、横断歩道橋で行き来が可能である。
評価
[編集]2013年にトリップアドバイザーが発表した「行ってよかった 動物園&水族館ランキング 2013」の水族館部門で6位に選ばれている[2]。また、「日経トレンディ」2005年7月号の「動物テーマパークランキング(水族館部門)」では全国第2位に選定された[3]。2015年の「ゴールデンウイーク観光動向調査」における、県内観光施設入場者数で第1位となった[4]。
セイウチが腹筋をするCMなどで、2005年に「第44回福岡広告協会賞」の金賞を受賞している[5]。
歴史
[編集]大分生態水族館マリーンパレス
[編集]旧マリーンパレスは、高崎山自然動物園を手がけた元大分市長上田保の立案によるものである。世界初の潮流式回遊水槽[注 1]を実現するなどした水族館で[6]、開館から7年間、日本国内で入場者数が1番多い水族館であった[7]。また、開業以来研究部を設けて学術研究[注 2]も行っている。別大国道の拡幅工事にともなって旧館は取り壊され、歩道および道路となった。
- 1964年
- 3月 - 株式会社大分生態水族館設立[8]。
- 10月 - 大分生態水族館マリーンパレス開館。
- 1965年8月 - 海女による魚の餌付けを開始。
- 1966年
- 1967年
- 5月 - 年間入場者数100万人突破。全国第1位を記録。
- 10月 - 視覚障害者のための「耳と手で見る魚の国」開設。
- 1968年12月 - ジュゴン公開。
- 1971年10月 - 「株式会社大分生態水族館」から「株式会社マリーンパレス」へ社名変更。
- 1981年
- 5月 - タッチプール完成。
- 7月 - 博物館相当施設に指定。
- 1990年8月 - 日本初のラッコショーを一般公開。
- 1995年9月 - 世界初のジンベエザメの稚魚を飼育開始。「ジジ」と名付け一般公開。
- 2003年12月1日 - リニューアルのため閉館。
大分マリーンパレス水族館「うみたまご」
[編集]- 2002年4月 - 起工。
- 2004年
- 4月1日 - リニューアル開業するとともに、名称を大分マリーンパレス水族館「うみたまご」に変更。
- 11月 - リニューアル後の通算入館者数100万人を達成
- 2005年10月23日 - 通算入館者数200万人を達成。
- 2009年
- 2015年
- 2021年
交通
[編集]- 大分市大分駅、別府市別府駅・別府北浜等から大分交通のバスで「高崎山自然動物園前」停留所下車[15]。
- 国道10号を挟んですぐ近くを日豊本線が通っているが駅は設置されていない。最寄り駅は東別府駅であり、徒歩で15分程度。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ うみたまごにいく - ウェイバックマシン(2014年6月16日アーカイブ分) 大分マリーンパレス水族館「うみたまご」
- ^ “行ってよかった 動物園&水族館ランキング 2013”. トリップアドバイザー. 2018年3月23日閲覧。
- ^ “日経トレンディの「水族館ランキング」で全国第2位”. 大分マリーンパレス水族館「うみたまご」 (2005年6月21日). 2018年3月23日閲覧。
- ^ ゴールデンウィーク観光動向調査結果 (PDF) 大分県企画振興部観光・地域局観光・地域振興課、2015年5月7日
- ^ “第44回福岡広告協会賞を受賞”. 大分マリーンパレス水族館「うみたまご」 (2005年6月17日). 2018年3月23日閲覧。
- ^ 中川郁二『ロマンを追って 元大分市長上田保物語』最終章「思考回路」 (PDF)
- ^ マリーンパレスの歴史 1970年代 大分マリーンパレス水族館50周年記念サイト
- ^ 「水族館千夜一夜」書籍化委員会, ed (2008-04-30). うみたまご物語 大分合同新聞連載「水族館千夜一夜」 第1話~第100話. 大分合同新聞社. pp. 123-125(以下、本節及び次節の記載は特記のない限り本書に拠る。)
- ^ 大分市「うみたまご」 入館者500万人突破 福岡県・川野さんに記念品 - ウェイバックマシン(2014年5月8日アーカイブ分) 47NEWS
- ^ “ワンコインで家に水族館がやってくる!Wiiウェア『SEAFARM~イルカとわたしのショータイム~』”. iNSIDE. (2009年8月3日) 2018年3月23日閲覧。
- ^ 大分マリーンパレス水族館「うみたまご」監修 任天堂Wiiウェア専用ゲーム『SEAFARM ~イルカとわたしのショータイム~』 T&S
- ^ 目輝かせ「触れたよ」 うみたまご「あそびーち」オープン 大分合同新聞、2015年4月18日
- ^ “【祝】入館者数1,000万人達成!!”. 大分マリーンパレス水族館「うみたまご」 (2015年10月17日). 2018年3月23日閲覧。
- ^ 日本テレビ. “震度5強 大分市、水族館の駐車場で地割れ|日テレNEWS24”. 日テレNEWS24. 2022年1月23日閲覧。
- ^ “アクセス”. 大分マリーンパレス水族館「うみたまご」. 2018年3月23日閲覧。
関連項目
[編集]- 別府大分毎日マラソン - 2010年からスタート地点となっている。
- フォーナランド - かつて本施設の隣にあった施設。現在の高崎山おさる館。
- うみたま体験パーク「つくみイルカ島」 - 株式会社マリーンパレスが運営する施設。大分県津久見市にある。
外部リンク
[編集]- 大分マリーンパレス水族館「うみたまご」
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