大内村 (鳥取県)
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おおちそん 大内村 | |
---|---|
廃止日 | 1919年1月1日 |
廃止理由 |
新設合併 大内村、虫井村 → 山形村 |
現在の自治体 | 智頭町 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方(山陰地方) |
都道府県 | 鳥取県 |
郡 | 八頭郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
1,370人 (鳥取県統計書、1918年) |
隣接自治体 | 智頭町、虫井村、山郷村、土師村、大伊村 |
大内村役場 | |
所在地 |
鳥取県八頭郡大内村大字大内5番2 (大内村虫井村組合役場) |
座標 | 北緯35度15分38秒 東経134度16分19秒 / 北緯35.26061度 東経134.27195度座標: 北緯35度15分38秒 東経134度16分19秒 / 北緯35.26061度 東経134.27195度 |
ウィキプロジェクト |
大内村(おおちそん)は、鳥取県智頭郡・八頭郡にあった村、自治体である。
概要
[編集]現在の智頭町大内・篠坂・毛谷・郷原・西野に相当する。千代川上流域に位置した。
大内の名は深く入り組んだ山奥の地形地名とする説がある[1]。
藩政時代には鳥取藩領の智頭郡山形郷(やまがたのごう)に属する篠坂村・毛谷村・郷原村・西野村・大内村・木下村があった[2][3]。
沿革
[編集]- 1877年(明治10年)5月22日 - 木下村が大内村に合併する[1][4]。
- 1881年(明治14年)9月12日 - 鳥取県再置。
- 1883年(明治16年)3月 - 連合戸長役場を大内村に設置。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制の施行により、篠坂村・毛谷村・郷原村・西野村・大内村が合併して村制施行し、智頭郡大内村が発足。旧村名を継承した5大字を編成。虫井村および山郷村との組合役場を大字大内村に設置[5]。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 郡制の施行により、八上郡・八東郡・智頭郡の区域をもって八頭郡が発足し、八頭郡大内村となる。
- 1912年(明治45年)4月 - 山郷村が組合村を分離。大内村虫井村組合役場位置を大内村大字大内村5番2に定める[6]。
- 1915年(大正4年)1月1日 - 「大内村大字◯◯村」から大字の「村」を削除し、「大内村大字◯◯」と改称[7]。
- 1919年(大正8年)1月1日 - 虫井村と合併して山形村が発足。同日大内村廃止[8]。
行政
[編集]戸長
[編集]- 大内村外12ヶ村連合戸長役場:澤木嘉平[9]
- 管轄区域:大内村・篠坂村・毛谷村・郷原村・西野村(後の大内村)、大呂村・芦津村・八河谷村(後の虫井村)、尾見村・西谷村・中原村・福原村・駒帰宿(後の山郷村)[10]
歴代組合村長
[編集]氏名 | 就任年月 | 退任年月 | 備考 |
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澤木嘉平 | 1889年(明治22年)11月 | 1893年(明治26年)11月 | 前戸長 |
青木雄次郎 | 1893年(明治26年)12月 | 1894年(明治27年)8月 | |
西尾幸次郎 | 1894年(明治27年)11月 | 1895年(明治28年)2月 | |
重村洪 | 1895年(明治28年)2月 | 1897年(明治30年)6月 | |
倉持益治 | 1897年(明治30年)6月 | 1901年(明治34年)6月 | |
谷口忠五郎 | 1901年(明治34年)6月 | 1903年(明治36年)4月 | |
吉田磯太郎 | 1903年(明治36年)5月 | 1903年(明治36年)11月 | |
西尾浅吉 | 1903年(明治36年)12月 | 1906年(明治39年)3月 | |
米井善蔵 | 1906年(明治39年)10月 | 1910年(明治43年)10月 | |
長石甚録 | 1910年(明治43年)10月 | 1912年(明治45年)5月 | |
澤木嘉平 | 1912年(明治45年)5月 | 1914年(大正3年)3月 | |
大河原音慶 | 1914年(大正3年)6月 | 1918年(大正7年)11月 | 合併後、山形村長に就任 |
参考文献 - [2] |
脚注
[編集]- ^ a b 鳥取県の地名由来語源参考 : 平成の地名(森納、2009年)
- ^ a b 初稿八頭郡誌(八頭郡郷土文化研究会郡誌編集専門委員、1982年)
- ^ 角川日本地名大辞典 鳥取県「山形郷(近世)」
- ^ 鳥取県史 近代 第1巻 (総説篇)833頁(鳥取県、1969年)
- ^ 鳥取県改正市町村名及役場区域 明治22年10月改正(横山敬次郎、1889年)
- ^ 「村役場位置」『官報』1912年4月18日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「大字名改称」『官報』1914年11月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「村廃置」『官報』1919年1月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 鳥取県職員録 明治22年9月調(鳥取県、1889年)
- ^ 府県管轄区域郡区町村名集覧(樋口文治郎、1888年)