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大乗院寺社雑事記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大乗院寺社雑事記(だいじょういんじしゃぞうじき)は、興福寺大乗院室町時代門跡を務めた、尋尊[1]政覚経尋が三代に渡って記した日記。約190冊。原本は1450年(宝徳2年)から1527年(大永7年)までが現存しており、国立公文書館が所蔵し、重要文化財に指定されている。尋尊の書いた部分は特に「尋尊大僧正記」「尋尊大僧正記補遺」などとも呼ばれ、応仁の乱前後の根本史料とされている[2]。またほとんどの項に紙背文書があり、あわせて貴重な資料となっている。

刊行書籍

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  • 『続史料大成 大乗院寺社雑事記』全12巻(編者代表・竹内理三臨川書店、1978年、新版2001年)
  • 『大乗院寺社雑事記研究論集』全5巻、同 研究会編(和泉書院、2001年 - 2016年)

脚注

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  1. ^ 伝記に、安田次郎『尋尊』吉川弘文館人物叢書〉、2021年。
  2. ^ 竹内理三・高柳光壽偏『日本史辞典』第二版(角川書店

関連項目

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外部リンク

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