安田次郎 (歴史学者)
表示
安田 次郎(やすだ つぐお、1950年5月 - )は、日本の歴史学者、お茶の水女子大学名誉教授。専攻は日本中世史。
来歴
[編集]奈良県生まれ。東京大学文学部卒、1979年同大学院人文科学研究科国史学博士課程中退。2002年「中世の興福寺と大和」で東大文学博士。お茶の水女子大学文教育学部助教授、同人間文化創成科学研究科教授。2015年定年退任、名誉教授[1]。
著書
[編集]- 『中世の奈良 都市民と寺院の支配』吉川弘文館 歴史文化ライブラリー 1998
- 『中世の興福寺と大和』山川出版社 2001
- 『全集日本の歴史 第7巻 走る悪党、蜂起する土民 南北朝・室町時代』小学館 2008
- 『寺社と芸能の中世』山川出版社 日本史リブレット 2009
- 『尋尊』吉川弘文館 人物叢書 2021
共著・編纂
[編集]- 『史料纂集 古文書編 福智院家文書』上島享,末柄豊,前川祐一郎共校訂 続群書類従完成会・八木書店古書出版部 2005-2013
- 『奈良県の歴史』第2版 和田萃,幡鎌一弘,谷山正道,山上豊共著 山川出版社 2010
- 『新体系日本史 15 宗教社会史』高埜利彦共編 山川出版社 2012
- 『祭礼で読み解く歴史と社会 春日若宮おん祭の九〇〇年』幡鎌一弘共著 山川出版社 2016
参考
[編集]- 安田次郎『走る悪党、蜂起する土民』小学館、2008年。ISBN 978-4-09-622107-5。
- お茶の水女子大学
脚注
[編集]- ^ 安田先生のご退職によせて (安田次郎先生ご退職記念特集)お茶の水史学 2015