夜ごとの美女
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『夜ごとの美女』(よごとのびじょ、(原題)仏: Les belles de nuit)は、1952年制作のフランスのコメディ映画。主演はジェラール・フィリップ。ヒロインはジーナ・ロロブリジーダやマルティーヌ・キャロル、マガリ・ヴァンドイユ。監督はルネ・クレール。
歌手・俳優の美輪明宏が好きな映画の1つに挙げており、著書で観るべき映画として『ウエスト・サイド物語』『東京物語』『七人の侍』『ひまわり』『天井桟敷の人々』『お熱いのがお好き』などと共にリストに加えている[1]。
TBSのTV演出家出身の映画監督の実相寺昭雄は、ルネ・クレールを敬愛していることで知られ、自身が演出した『ウルトラセブン』の第45話「円盤がきた」は、当初のタイトルが本作へのオマージュとして「夜ごとの円盤」であったことが知られている[2]。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
---|---|---|---|
フジテレビ版 | テレビ朝日版 | ||
クロード | ジェラール・フィリップ | 北町嘉朗 | 池田秀一 |
エドゥメ | マルティーヌ・キャロル | 瀬能礼子 | 弥永和子 |
レイラ | ジーナ・ロロブリジーダ | 魚住純子 | 高島雅羅 |
シュザンヌ | マガリ・ヴァンドイユ | 山東昭子 | 土井美加 |
ガストン | レイモン・コルディ | 千葉耕市 | 峰恵研 |
ロジモ | レイモン・ビュシェール | 沢りつお | |
レオン | ベルナール・ラジャリジュ | 石丸博也 | |
ポール | ジャン・パレデス | 大山高男 | |
老人 | ピエール・パロー | 上田敏也 | |
ボナシュー | マリリン・ビュフェル |
- フジテレビ版:初回放送1963年10月19日[3]
- テレビ朝日版:初回放送1982年9月11日『ウィークエンドシアター』
- 演出:蕨南勝之、翻訳:柴田香代子、制作:ザック・プロモーション
スタッフ
[編集]- 監督・脚本 - ルネ・クレール
- 撮影 - アルマン・ティラール
- 音楽 - ジョルジュ・オーリック
出典
[編集]- ^ 『天声美語』講談社 2000年 201p-241pの内の206p
- ^ 白石雅彦『ウルトラセブンの帰還』双葉社。2017年。判型:四六判。ISBN 978-4-575-31326-0。
- ^ 再放送1965年7月17日『土曜名画座』