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外山礼三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

外山 礼三(とやま れいぞう、1913年3月20日 - 1947年)は、日本の植物学者である。コケ類を専門とした。

略歴

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熊本市に生まれた。第五高等学校から京都帝国大学理学部植物学科に進み、大学入学後から植物学を学び、在学中の1935年に「東亜蘚類考察」という論文を発表し、キブネゴケなどを記載するが、ほとんどの新種はシノニムとなった。キブネゴケは新種・新属のKibunemuscus nipponicus として記載するが新属とは認められず、Rhachithecium nipponicum のシノニムとなった。京都大学にあったフランスの蘚苔類学者、カルド(Jules Cardot)によって同定された、ユルバン・ジャン・フォーリーが収集した標本を調べ、日本各地や朝鮮に採集旅行を行った。1939年に召集され、入隊し、兵役中に肺結核に罹り、入院生活を送り1947年に没した。

参考文献

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  • 北川尚史「外山礼三氏のこと」『日本蘚苔類学会会報』第2巻第2号、日本蘚苔類学会、1977年、21-22頁、doi:10.24474/koke.2.2_21ISSN 0285-0869NAID 1100097037322020年8月24日閲覧 

関連項目

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