増田雄一 (実業家)
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ますだ ゆういち 増田 雄一 | |
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生誕 |
1955年3月16日(69歳)[1] 日本 愛知県名古屋市中区[1] |
出身校 | 愛知工業大学名電高等学校[1] |
職業 | |
肩書き |
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増田 雄一(ますだ ゆういち、1955年3月16日[1] - )は、日本の実業家、馬主。
経歴
[編集]1981年、ハーネス加工業を手がける城北工業を名古屋市西区に創業したのち[2]、1990年、愛知県小牧市に株式会社ジェディックをハーネス部門を独立させる形で創業した[1][2]。以降、代表取締役社長を務める。
馬主活動
[編集]日本中央競馬会(JRA)に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄はかつては黒、白星散、黒袖白縦縞であったが、白黒のためレース中に見分けが付かなくなってしまうこともあり[1]、現在の青、袖桃一本輪、黄鋸歯形に変更した[注 1]。冠名には「言葉の響き」に由来し[1]「サウンド」を用いるが、冠名のない所有馬もいる。
馬主となったきっかけは、学校の先輩で、ラインクラフトなどを所有する冠名「ライン」の馬主、大澤繁昌と同じ会社に入ったことだといい、先に取得した大澤に影響を受けて自身も取得したという[1][注 2]。
来歴
[編集]- 1993年 - 3月14日の3歳新馬戦をアーティスティックが制し、初勝利。
- 2010年 - フィリーズレビューをサウンドバリアーが制し、重賞初制覇。
- 2015年 - 全日本2歳優駿をサウンドスカイが制し、GI級競走初制覇。
主な所有馬
[編集]GI級競走優勝馬
[編集]- サウンドスカイ(2015年全日本2歳優駿、兵庫ジュニアグランプリ)
重賞競走優勝馬
[編集]- サウンドバリアー(2010年フィリーズレビュー)
- サウンドリアーナ(2012年ファンタジーステークス)
- サウンドガガ(2014年スパーキングレディーカップ)
- サウンドキアラ(2020年京都金杯、京都牝馬ステークス、阪神牝馬ステークス、ヴィクトリアマイル2着)
- サウンドビバーチェ(2023年阪神牝馬ステークス)[3]
その他の所有馬
[編集]- サウンドワールド(重賞3着2回)
- サウンドボルケーノ(種牡馬)
なお、ダートGIで活躍したサウンドトゥルーや2013年の阪神牝馬ステークスを制したサウンドオブハート、2007年のTCK女王盃を制したサウンドザビーチ、1995年の愛知杯を制したサウンドバリヤーは増田の所有馬ではなく、それぞれの馬主とも無関係である。