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塚本麿充

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

塚本 麿充(つかもと まろみつ、1976年11月15日 - )は、日本美術史家。専門は中国美術史。東京大学東洋文化研究所教授。國華賞、島海雲学術賞受賞。

人物・経歴

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福井県福井市生まれ。実家は古美術商で、幼い頃から古物に囲まれて育つ[1]。1995年福井県立高志高等学校卒業。1999年東北大学文学部史学科東洋・日本美術史専攻卒業。2001年東北大学大学院文学研究科歴史科学専攻東洋・日本美術史博士前期課程修了を経て東北大学大学院文学研究科歴史科学専攻東洋・日本美術史専攻博士課程後期入学、南京師範大学美術学院留学中華人民共和国政府奨学金給付)。

2003年国立台湾大学芸術史研究所留学(中華民国教育部奨学金給付)。2005年大和文華館学芸部部員(学芸員)。2009年國華賞(展覧会図録賞)受賞。2010年東京国立博物館研究員。2011年東北大学博士(文学)。2012年國華賞受賞。2015年東京大学東洋文化研究所東アジア第二研究部門准教授。2018年島海雲学術賞受賞。2020年美術史学会常任委員。2021年東京大学東洋文化研究所東アジア第二研究部門教授。専門は中国美術[2][3]

著書

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編著
  • 『アジア仏教美術論集 東アジアⅢ 五代・北宋・遼・西夏』(板倉聖哲と責任編集)中央公論美術出版 2021年
  • 『コレクションとアーカイヴ 東アジア美術研究の可能性』(板倉聖哲と共編)勉誠出版 2021年

脚注

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  1. ^ 影山幸一 (2018年9月15日). “郭煕《早春図》還流する自然の生気──「塚本麿充」”. アートスケープ. 大日本印刷. 2024年8月27日閲覧。
  2. ^ 塚本 麿充(つかもと まろみつ)東京大学東洋文化研究所
  3. ^ 塚本麿充