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堤雅貴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
堤 雅貴
高崎市役所野球部
2014年4月20日
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 群馬県高崎市
生年月日 (1990-04-05) 1990年4月5日(34歳)
身長
体重
174 cm
83 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

堤 雅貴(つつみ まさき、1990年4月5日 - )は、日本の元プロ野球選手投手)。

経歴

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高崎商高時代は、1年時の秋から投打で活躍。2年時の夏、3年時の春にはエースとして県ベスト4に進出したが、3年時の夏は県予選3回戦で敗退し、甲子園出場は叶わなかった。

高校卒業後、2009年に地元球団であるベースボール・チャレンジ・リーグ群馬ダイヤモンドペガサスに入団。

2009年、高卒1年目ながら後期から先発に定着。23試合に登板し、7勝2敗1セーブ、防御率1.55(リーグ1位)と同球団の優勝に貢献。シーズンMVP、ベストナイン、後期MVP、最優秀防御率賞に輝いた。

2012年7月17日、怪我の治療に専念するため、一度任意引退での退団扱いとなり、その後は練習生としてチームに帯同[1]2013年6月8日に再び入団することが発表された。

2014年8月12日の対信濃グランセローズ戦(長野県営野球場)で、BCリーグ史上4人目となるノーヒットノーランを達成。

2016年、独立リーグで最後の年とする決意で臨み[2]、最多セーブのタイトルを獲得し、グランドチャンピオンシップ優勝にも貢献した。10月24日、NPBからドラフト指名が掛からず、任意引退となった。

独立リーグから離れては、地元・高崎市役所軟式野球部でプレーを続けている。2021年4月には天皇賜杯第76回全日本軟式野球群馬県大会ENEOSトーナメントのチーム15年ぶりの優勝に貢献し、同大会MVPに選出された。2022年10月のとちぎ国体には関東西濃運輸の補強選手として出場し、その後、同年度の群馬県野球連盟・ベストナインに選出されている[3]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2009 群馬 23 3 7 2 1 .778 290 75.1 58 1 15 1 61 3 0 14 13 1.55 0.97
2010 22 0 8 4 0 .667 477 114.2 103 3 34 4 80 7 1 42 32 2.51 1.19
2011 18 0 7 3 0 .700 378 89.1 77 7 42 2 48 7 0 32 30 3.02 1.33
2012 6 1 2 1 0 .667 163 39.1 36 0 11 0 22 0 1 17 14 3.20 1.19
2013 12 0 2 5 0 .286 214 48.1 45 2 23 3 29 2 0 30 25 4.66 1.41
2014 19 1 7 3 0 .700 374 85.2 74 3 45 4 68 5 0 40 38 3.99 1.40
2015 29 0 2 3 1 .400 376 80.1 85 2 52 4 66 6 1 56 45 5.04 1.71
2016 39 0 2 0 21 1.000 172 43.2 20 2 23 2 46 2 0 10 8 1.65 0.98
通算:8年 168 5 37 21 23 .638 2444 576.2 498 20 245 20 420 32 3 241 205 3.20 1.29
  • 各年度の太字はリーグ最高、赤太字はリーグ歴代最高

背番号

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  • 13 (2009年 - 2012年、2013年 - 2016年)

脚注

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  1. ^ 堤・内山がペガサスを退団、練習生に/外国人2選手が入団」『高崎新聞』2012年7月17日。2023年4月29日閲覧。
  2. ^ VOL.12 堤 雅貴(群馬ダイヤモンドペガサス)投手 #13
  3. ^ 軟式野球功労者、ベストナイン等五賞”. 群馬県野球連盟. 2023年4月29日閲覧。

関連項目

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