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坂本常蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

坂本 常蔵(さかもと つねぞう、1854年12月4日安政元年10月15日[1] - 没年不明)は、日本土木建築請負業者[2][3]、広島県多額納税者[4]広島県第一流の請負業者として令名を馳せた[3]。族籍は広島県平民[2]

経歴・業績

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石標電燈
寄付者 土手町坂本常蔵 廣島電氣株式会社
大正十年十二月一日

広島市段原町(現在の南区比治山町)の出身[3]。坂本卯助の二男[2]。性来剛健の坂本は1874年以来土木建築請負業を開始した[3]

社会に絶大な信用を獲得し、斯界一流の頭角者となり規模は愈々拡張され建築、土木、販売の三部に分かち各部に堪能な主任を採用した[3]

鉄道省神戸改良事務所指名請負人である[5]貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有した[1]。住所は広島市段原町、同市土手町[3][6][7][8]

家族・親族

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坂本家

脚注

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  1. ^ a b 『貴族院多額納税者名鑑』470頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『人事興信録 第6版』さ70頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月27日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 『広島県紳士名鑑』広島市之部174頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月27日閲覧。
  4. ^ 『日本紳士録 第29版』附録 全国多額納税者 広島県63頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年10月8日閲覧。
  5. ^ 『全国諸官省指名請負業者名鑑』56頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年4月24日閲覧。
  6. ^ a b 『日本紳士録 第28版』広島サ之部27頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月27日閲覧。
  7. ^ a b c 『日本紳士録 第35版』広島11頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年10月5日閲覧。
  8. ^ a b c 『日本紳士録 第43版』広島サ、シの部12頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年10月6日閲覧。
  9. ^ 『商工人名録 昭和8年』166頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年10月4日閲覧。
  10. ^ 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』68頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月27日閲覧。
  11. ^ 『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』63頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年10月6日閲覧。
  12. ^ 『広島県紳士録 昭和8年版』79頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月27日閲覧。
  13. ^ 『人事興信録 第14版 上』サ107頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月27日閲覧。

参考文献

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  • 『広島県紳士名鑑』国民教育普及社、1917年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第28版』交詢社、1924年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第29版』交詢社、1925年。
  • 『全国諸官省指名請負業者名鑑』事業興信日報社、1925年。
  • 織田正誠編『貴族院多額納税者名鑑』太洋堂出版部、1926年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第35版』交詢社、1931年。
  • 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』銀行信託通信社出版部、1932年。
  • 『広島県紳士録 昭和8年版』西日本興信所、1933年。
  • 広島商工会議所編『商工人名録 昭和8年』広島商工会議所、1933年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』交詢社、1933年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第43版』交詢社、1939年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。

関連項目

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