坂上桂子
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坂上 桂子(さかがみ けいこ、1957年 - )は、日本の美術史学者、早稲田大学教授。19世紀フランス絵画が専門[1]。
来歴
[編集]東京都生まれ[1]。早稲田大学第一文学部美術史専攻卒業[2]、同大学大学院文学研究科を経て[3]、同大学文学学術院助教授、教授。2001年『夢と光の画家たち―モデルニテ再考』で芸術選奨新人賞受賞[4]。
『Ace建設業界』に「名画に見る土木・建築」を連載し、建築業界から好評を博している[3]。
著作
[編集]著書
[編集]- 『夢と光の画家たち モデルニテ再考』スカイドア、2000.3
- 『ベルト・モリゾ ある女性画家の生きた近代』小学館、2006.1
- 『西洋絵画の巨匠6 モリゾ』小学館、2006.8
- 『ジョルジュ・スーラ 点描のモデルニテ』ブリュッケ、2014.6
共編
[編集]- 『「印象派のあけぼの」展』高見堅志郎共編 毎日新聞社 1984
- 『危機の時代からみた都市 歴史・美術・構想』水声社 2022
- 大橋菜都子『アメリカ印象派 摩天楼・大自然・新しい女性』東京美術 2024 - 監修
- 『近代都市と絵画 パリからニューヨークへ』水声社 2024
翻訳
[編集]- 『美術とフェミニズム 反駁された女性イメージ』ノーマ・ブルード、メアリー・D.ガラード編著 PARCO出版局 1987.9
- 『ロイ・リキテンスタイン』ローレンス・アロウェイ、高見堅志郎共訳 美術出版社 1990.11
- 『ドロテア・タニング』荒川裕子共訳 彩樹社 1993.9
- 『絵画の政治学』リンダ・ノックリン、彩樹社 1996.10/ちくま学芸文庫 2021.12
- 『ゴッホ』ウィルヘルム・ウーデ、西村書店〈アート・ライブラリー〉 1997.1
- 『アルフォンス・ミュシャ 波乱の生涯と芸術』ミュシャ・リミテッド編 島田紀夫監訳、講談社 2001.9、新版(ART BOX) 2011
- 『印象派の歴史』ジョン・リウォルド、三浦篤共訳、角川学芸出版 2004.11/角川ソフィア文庫(上・下) 2019.8
脚注
[編集]- ^ a b 日経クロステック(xTECH). “印象派絵画の研究者 坂上桂子”. 日経クロステック(xTECH). 2021年9月22日閲覧。
- ^ “日本のアートシーン 第一回「森村泰昌:なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術展」A Requiem: Art Top of the Battlefield by Morimura Yasumasa:早稲田評論:美術評:教育×WASEDA ONLINE”. yab.yomiuri.co.jp. 2021年9月22日閲覧。
- ^ a b “土木学会平成23 年度全国大会研究討論会 土木の『拡がり』を考える~ 学問・芸術・報道・建設に携わる4 人が土木について語る ~ | 土木学会 建設技術研究委員会”. committees.jsce.or.jp. 2021年9月22日閲覧。
- ^ “芸術選奨受賞者決定 :: 東文研アーカイブデータベース”. www.tobunken.go.jp. 2021年9月22日閲覧。