坂上六郎
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坂上 六郎(さかがみ ろくろう、1925年(大正14年)8月5日 - 2001年(平成13年)4月20日)は、日本の金属工学者。工学博士。東北大学名誉教授。専門は鉄鋼精錬学。
略歴
[編集]新潟県加茂市出身[1]。1943年(昭和18年)3月に新潟中学校を卒業、1945年(昭和20年)3月に新潟高等学校を1年繰り上げ卒業、1948年(昭和23年)3月に東京大学第二工学部冶金学科を卒業、1953年(昭和28年)3月に大学院を修了[2]。
1953年(昭和28年)4月に日曹製鋼に入社、1954年(昭和29年)9月に東京大学生産技術研究所に入所、1958年(昭和33年)7月に東北大学金属材料研究所講師に就任[3]、1959年(昭和34年)5月に東北大学金属材料研究所助教授に就任[3]、1961年(昭和36年)11月に東京大学から工学博士号を取得、1963年(昭和38年)6月から1964年(昭和39年)5月までドイツのマックス・プランク鉄鋼研究所に留学、1983年(昭和58年)4月に東北大学金属材料研究所教授に就任、1989年(平成元年)3月に東北大学を定年退官[4][5]、東北大学名誉教授の称号を受称。
2001年(平成13年)4月20日午後9時50分に宮城県仙台市青葉区の病院で急性心筋梗塞のため死去[6]。
栄典・表彰
[編集]論文
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 『現代 物故者事典 2000〜2002』271頁。『新潟県 人物・人材情報リスト 2021 第1巻』515頁。
- ^ 「坂上六郎教授略歴」『著作目録』第386号。
- ^ a b 『東北大學百年史 七: 部局史 四』147頁。『金属材料研究所 創立百周年記念誌』131-132頁。
- ^ 東北大学退職教員業績目録 - 東北大学史料館
- ^ 『定年退職教員等業績目録 (PDF) 』- 東北大学史料館
- ^ 『新潟日報』2001年4月24日付朝刊、27面。
- ^ 『東北大學百年史 七: 部局史 四』147-148頁。『金属材料研究所 創立百周年記念誌』132頁。
- ^ 渡辺義介記念賞 受賞者 (PDF) - 日本鉄鋼協会
- ^ 「叙位・叙勲」『官報』第3127号、11頁、財務省印刷局、2001年6月1日。
参考文献
[編集]- 「坂上六郎」『現代 物故者事典 2000〜2002』271頁、日外アソシエーツ[編]、日外アソシエーツ、2003年。
- 「坂上六郎」『新潟県 人物・人材情報リスト 2021 第1巻』515頁、日外アソシエーツ[編]、日外アソシエーツ、2020年。
- 「坂上六郎氏」『新潟日報』2001年4月24日付朝刊、27面、新潟日報社、2001年。
- 「坂上六郎教授著作目録」『著作目録』第386号、東北大学史料館[編]、東北大学史料館、1989年。
- 『東北大學百年史 七: 部局史 四』東北大学百年史編集委員会[編]、東北大学研究教育振興財団、2006年。
- 『金属材料研究所 創立百周年記念誌 (PDF) 』東北大学金属材料研究所 創立百周年記念事業委員会[編]、東北大学金属材料研究所、2017年。
関連文献
[編集]- 「金研を去るにあたって」『IMRニュース』第4号、3頁、坂上六郎[著]、東北大学金属材料研究所[編]、東北大学金属材料研究所、1989年。