圦本尚義
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ゆりもと ひさよし 圦本 尚義 | |
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生誕 |
1958年3月12日(66歳) 和歌山県 |
研究分野 |
地球科学 惑星科学 |
研究機関 | 北海道大学 |
出身校 | 筑波大学 |
主な業績 |
小惑星イトカワサンプルの解析 はやぶさミッション 同位体顕微鏡の開発 |
主な受賞歴 |
レオナード・メダル(2019) 紫綬褒章(2020) |
プロジェクト:人物伝 |
圦本 尚義(ゆりもと ひさよし、1958年(昭和33年)3月12日 - )は日本の惑星科学者。理学博士(筑波大学)。北海道大学大学院理学研究院教授、元日本地球化学会会長。
隕石の研究のため開発した同位体顕微鏡[1]と、それを用いた太陽系の起原や進化に関する研究で知られる。レオナード・メダル、紫綬褒章受章。
来歴
[編集]和歌山県出身[1][2][3][4][5][6]
。
1980年に筑波大学第一学群自然学類を卒業[7]、引き続き大学院に進み、1985年に筑波大学大学院博士課程地球科学研究科を修了[7][8]。
博士論文は"Anion and cation partitioning between rock-forming mineral phases"(「造岩鉱物相間の陽イオンと陰イオンの元素分配」)[9][10]。
同年、日本学術振興会奨励研究員となる[7][11]。
1986年、筑波大学助手となり[7][8][11]、1992年に講師となる[7][11]。
この間、1989年にはサウスダコタ鉱業技術大学シニア研究員を務めた[11]。
1994年の東京工業大学助教授[7][8][11](1998年より大学院助教授[11])を経て、2005年に北海道大学大学院教授に就任した[7][8][11]。
2016年日本地球化学会会長[12]。同年3月から2020年2月までJAXA宇宙科学研究所特任教授として、同研究所の地球外物質研究グループ長も務めていた[3][4][5][11][13][14]。
受賞・受章
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “信じて歩んだ道 誇りに*春の褒章”. 北海道新聞. (2020年4月28日)
- ^ “圦本尚義教授(北大大学院)故郷かわべ天文公園で初講演”. 紀州新聞. (2018年12月5日)
- ^ a b c “理学研究院 圦本尚義教授が紫綬褒章を受章(前編:インタビュー)”. 北海道大学 (2020年4月28日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b c “地球惑星科学部門 圦本尚義教授が紫綬褒章を受章”. 北海道大学理学部 (2020年4月28日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b c “地球惑星科学部門 圦本尚義教授が紫綬褒章を受章”. 北海道大学大学院理学研究院 (2020年4月28日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b “春の褒章660人22団体*道内28人*北大・圦本教授ら”. 北海道新聞. (2020年4月28日)
- ^ a b c d e f g “圦本尚義”. 北海道大学大学院理学研究院. 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b c d e f “圦本尚義(研究者総覧)”. 北海道大学. 2020年5月1日閲覧。
- ^ Anion and cation partitioning between rock-forming mineral phases - CiNii Dissertations
- ^ Anion and cation partitioning between rock-forming mineral phases - NDL ONLINE
- ^ a b c d e f g h “JpGUフェロー 圦本 尚義(Hisayoshi Yurimoto)先生”. 公益社団法人日本地球惑星科学連合. 2020年5月1日閲覧。
- ^ “日本地球化学会役員”. 一般財団法人日本地球化学会. 2020年7月9日閲覧。
- ^ “クローズアップ:はやぶさ2 地下物質採取 46億年の謎、肉薄”. 毎日新聞. (2019年7月12日)
- ^ 中島林彦「はやぶさ微粒子が語る波乱の小惑星史」『日経サイエンス』第46巻第10号、株式会社 日経サイエンス、2016年10月、60-67頁、NAID 40020943393。
- ^ “北海道新聞文化賞”. 北海道新聞社. 2023年12月21日閲覧。
- ^ “Leonard Medalists”. The Meteoritical Society. 2020年5月1日閲覧。
- ^ “地球惑星科学部門 圦本尚義教授が国際隕石学会よりレオナード・メダルを授与されました。”. 北海道大学大学院理学研究院 (2019年7月16日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ “圦本尚義教授が国際隕石学会よりレオナード・メダルを授与されました”. 北海道大学理学部地球惑星科学科 (2019年7月16日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ “春の褒章 660人22団体”. 読売新聞. (2020年4月28日)
関連項目
[編集]外部リンク
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