土屋珠里

土屋珠里（つちやじゅり、1996年 9月27日 - ）は、栃木県宇都宮市出身の女子競輪選手。日本競輪選手会大阪所属（当初は栃木支部所属）、ホームバンクは岸和田競輪場。日本競輪学校（当時。以下、競輪学校）第110期生。師匠は、宮原貴之（67期）。

夫は同じく競輪選手の酒井拳蔵（109期）。家族は、長女のほか、義妹（拳蔵の妹）は酒井亜樹（日本競輪選手養成所第128回選手候補生^[1]）。

来歴

栃木県立石橋高等学校時代は陸上競技に取り組んでおり、主に中長距離種目で活動。高校卒業後の進路で迷っている時にガールズケイリンを知り、周りの後押しもあって競輪学校受験を決意^[2]。

2014年 12月24日、競輪学校第110回適性試験に合格^[3]。自転車経験が少ないながらも在校競走成績は5位（24勝）^[4]。2016年 3月24日、卒業記念レースにおいて、完全優勝を成し遂げた^[5]。

2016年 7月18日、名古屋競輪場でデビューし、初戦で逃げ切ってデビュー戦で初勝利^[6]を飾ったが、決勝戦では失格してしまいほろ苦いデビュー開催となった。また、7月29日の前橋競輪場でのレースで落車し^[7]、左肩大結節骨折というケガを負い3か月の休養を余儀なくされた^[8]。

2019年 8月15日の函館、同月24日の向日町と、2開催連続優勝を果たした。

2021年、競輪学校時代の同期であった酒井拳蔵（大阪・109期）^[11]との5年に及ぶ交際を実らせ、5月に結婚。また結婚を機に4月中に酒井のいる大阪へと引っ越し、併せて4月7日付けで大阪支部へ移籍した^[12]。

2023年 3月3日、第一子となる長女を出産^[13]。

妊娠したことで2022年7月より欠場していたが、復帰試験にも合格したことで、2024年 7月10日の豊橋FIIよりレースに復帰した。