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土井崇弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

土井 崇弘(どい たかひろ、1975年 - )は、日本法学者中京大学法学部、同大学院法学研究科教授。専門は法哲学

略歴

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  • 1997年 京都大学法学部卒業
  • 1999年 京都大学大学院法学研究科博士前期課程修了
  • 2002年 同大学院博士後期課程研究指導認定
  • 2005年 中京大学法学部専任講師に就任
  • 2006年 中京大学法学部助教授
  • 2007年 准教授に名称変更
  • 2013年 中京大学法学部教授

研究

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法哲学の中の「現代正義論」を専門分野としている。「自由社会と伝統の両立可能性の探究」というテーマに基づいて、ハイエクF・A・ハイエクの議論を中心に研究を進めている。これ以外に、日本文化論、生命倫理、法の支配論・立憲主義論などにも関心を持っている。

著書・論文

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著書

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  • 『リバタリアニズム読本』勁草書房、2005年3月(共著)
  • 『リバタリアニズムの多面体』勁草書房、2009年1月(共著)
  • 『はじめて学ぶ法哲学・法思想』ミネルヴァ書房、2010年4月(共著)
  • 『現代法の変容』有斐閣、2013年2月(共著)
  • 『ハイエクを読む』ナカニシヤ出版、2014年3月(共著)
  • 『問いかける法哲学』法律文化社、2016.9(共著)

論文

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  • 「自由社会と伝統(一)」法学論叢 第149巻第1号、2001年4月
  • 「自由社会と伝統(二)・完」法学論叢 第150巻第2号、2001年11月
  • 「ハイエクにおける立憲主義についての一考察」法の理論22、2003年6月
  • 「啓蒙主義的合理主義批判の二つのかたち(一)」法学論叢 第155巻第3号、2004年6月
  • 「啓蒙主義的合理主義批判の二つのかたち(二)・完」法学論叢 第155巻第5号、2004年8月
  • 「伝統論についての一考察」法哲学年報2004、2005年9月
  • 「M・オークショットの伝統論」中京法学 第40巻第1・2合併号、2006年2月
  • 「自由主義と伝統の両立可能性に関する一考察」中京法学 第40巻第3・4合併号、2006年3月
  • “Hayek's Theory of “Tradition of Rules of Conduct”:Comparison with MacIntyre's Theory of “Tradition of Intellectual Enquiry”” 中京法学 第42巻第3・4合併号、2008年3月
  • 「ハイエクの自生的秩序論と進化論に関する予備的考察」中京法学 第44巻第3・4合併号、2010年3月
  • 「日本文化を考慮した人権論・序説」社会科学研究 第32巻第2号、2012年3月
  • 「『与那国・自立へのビジョン』とハイエクの共同体論」社会科学研究 第33巻第2号、2013年3月

外部リンク

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