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國ヶ岩夘八

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

國ヶ岩 夘八(くにがいわ うはち、1875年1月4日 - 1932年2月17日[1])は、徳島県美馬市出身で小野川部屋草風部屋(京都相撲)、入間川部屋に所属した力士。本名は山本 宇八。8代待乳山、7代稲川。165cm、88kg。最高位は東前頭18枚目(ただし、番付外幕尻格)。

経歴

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大坂相撲京都相撲に在籍し、京都相撲では史上最後の大関となった。その後39歳で東上[2]し1914年5月幕尻格で初土俵入幕。それ以後は十両、幕下で過ごし、1919年1月に引退して待乳山を襲名、のち稲川に変更し、出羽海部屋で指導した。

成績(東京)

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  • 番付在位場所数:10場所
  • 通算成績:17勝22敗6休1預
  • 幕内在位:1場所
  • 幕内成績:1勝3敗6休
  • 十両在位:7場所
  • 十両成績:14勝17敗1預

場所別成績

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國ヶ岩 夘八
春場所 夏場所
1914年
(大正3年)
x 東前頭18枚目
1–3–6[3] 
1915年
(大正4年)
東十両12枚目
2–2
1預
 
東十両15枚目
3–2 
1916年
(大正5年)
東十両10枚目
3–2 
東十両4枚目
1–4 
1917年
(大正6年)
東十両14枚目
2–1 
西十両6枚目
2–3 
1918年
(大正7年)
東十両12枚目
1–3 
東幕下6枚目
2–2 
1919年
(大正8年)
西幕下15枚目
引退
0–0–0
x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名

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日ノ出松→國岩→國ヶ岩 [4]

脚注

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  1. ^ https://web.archive.org/web/20010725134659/http://www.fsinet.or.jp/~sumo/profile/1/19140504.htm
  2. ^ この時に一緒に東上した人物として、鉞り鉄五郎世話人に転向)がいる。
  3. ^ 番付外。
  4. ^ 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709

関連項目

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外部リンク

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