国際陶磁器フェスティバル美濃
国際陶磁器フェスティバル美濃(こくさいとうじきフェスティバルみの、International Ceramics Festival MINO)は、世界最大級の陶磁器コンペティション「国際陶磁器展美濃」を中心に陶芸関連の様々な行事が行われる3年に一度開催のトリエンナーレ。テーマは「土と炎の国際交流 From You, From Now, From Here.」。次回は2024年の開催が決定している。
メイン会場は岐阜県多治見市のセラミックパークMINO。総裁は岐阜県知事[1]、実行委員会会長は多治見市長[2]。2014年、2017年及び2021年は、名誉総裁に秋篠宮家の眞子内親王が就任した。
沿革
[編集]- 第1回 - 1986年11月2日(日)- 11月9日(日)8日間
- 第2回 - 1989年10月22日(日)- 11月5日(日)15日間
- 第3回 - 1992年10月25日(日)- 11月3日(火)10日間
- 第4回 - 1995年10月28日(土)- 11月5日(日)9日間
- 第5回 - 1998年10月23日(金)- 11月3日(火・祝)12日間
- 第6回 - 2002年10月12日(土)- 11月4日(月・祝)24日間
- 第7回 - 2005年7月1日(金)- 8月31日(水)62日間
- 第8回 - 2008年8月1日(金)- 9月30日(火)61日間
- 第9回 - 2011年9月16日(金)- 10月23日(日)38日間
- 第10回 - 2014年9月12日(金)- 10月19日(日)38日間
- 第11回 - 2017年9月15日(金)- 10月22日(日)の38日間
- 第12回 - 2021年9月30日(木)- 10月17日(日)の18日間
第12回は当初2020年9月に開催される予定であったが、新型コロナウィルス感染症への配慮から1年延期され、2021年9月17日(金)- 10月17日(日)の38日間と設定された。
しかし、2021年8月以降、新型コロナウィルスの変異株を主とした感染が急拡大し、2021年8月17日(火)、政府は岐阜県を含む7府県に同年9月12日(日)を期限とする緊急事態宣言を発出、その後、同年9月30日(木)まで延長されることが決定された(2021年9月9日(金))。
これらの状況を鑑み、第12回の会期を2021年9月30日(木)- 10月17日(日)の18日間に短縮すること、及び、関連事業のほとんどを中止とする開催方針が、フェスティバルの公式サイト「新着情報[3]」に掲載された(2021年9月10日(金))。
フェスティバルは上記の日程どおり開催され、同年12月4日(土)の「2021年度第2回理事会」[4]において、開催結果報告書(案)が審議された。それによれば、国際陶磁器展美濃の来場者数は、前回(21,347人)を下回ったものの、1日あたりの来場者数は、前回(562人)を上回る591人であった。
①第12回国際陶磁器展美濃 <来場者数 10,629 人>
②セラミックバレーと世界の陶磁器展~美濃焼とハンガリーの名窯ヘレンド~ <来場者数 7,508 人>
③WEB 展覧会 <開催終了~12 月 26 日>
脚注
[編集]- ^ “知事のプロフィール - 岐阜県公式ホームページ(秘書課)”. www.pref.gifu.lg.jp. 2021年9月12日閲覧。
- ^ “市長プロフィール”. 2021年9月13日閲覧。
- ^ “「国際陶磁器フェスティバル美濃’21」の会期変更及び開催方針等について|新着情報| 国際陶磁器フェスティバル美濃”. www.icfmino.com. 2021年9月12日閲覧。
- ^ “「2021年度第2回理事会を開催しました。」新着情報 国際陶磁器フェスティバル美濃”. 2020年1月23日閲覧。
関連書籍
[編集]- デザインとアートの挑戦―国際陶磁器フェスティバル美濃の歩み ISBN 4901997033
- 国際陶磁器フェスティバル美濃'11 公式ガイドブック ISBN 4890401717
外部サイト
[編集]- 国際陶磁器フェスティバル美濃
- 国際陶磁器フェスティバル美濃 (icfmino) - Facebook