国際連合安全保障理事会決議143
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国際連合安全保障理事会
決議143 | |
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日付: | 1960年7月17日 |
形式: | 安全保障理事会決議 |
会合: | 873回 |
コード: | S/RES/143 (UNSCR143) |
文書: | 英語 日本語訳 |
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投票: | 賛成: 8 反対: 0 棄権: 3 |
主な内容: | ベルギー軍のコンゴ共和国(コンゴ・レオポルドヴィル)からの撤収要請と国連軍の編成 |
投票結果: | 採択 |
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安全保障理事会(1960年時点) | |
常任理事国 | |
中国 フランス イギリス アメリカ合衆国 ソビエト連邦 | |
非常任理事国 | |
アルゼンチン セイロン エクアドル | |
イタリア ポーランド チュニジア |
国際連合安全保障理事会決議143(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ143、英: United Nations Security Council Resolution 143, UNSCR143)は、1960年7月17日に国際連合安全保障理事会で採択された決議。ベルギーに対してコンゴ共和国からの軍の撤退を要請すると共に、ダグ・ハマーショルド国連事務総長にコンゴへ派遣する国連軍編成の権限を与えるものである。決議は賛成8票・棄権3票で採択された。
内容
[編集]国連憲章第99条の下に行動するとしたダグ・ハマーショルド国連事務総長の報告の後[1]、国際連合安全保障理事会の第873回会合において、コンゴ共和国(コンゴ・レオポルドヴィル)のパトリス・ルムンバ首相とジョセフ・カサブブ大統領よりハマーショルド宛に出された軍事支援要請を考慮してベルギー政府に対してコンゴ共和国領土からの撤退を要請し、ハマーショルドに国連軍(国連コンゴ活動)編成の措置を講じる権限を与えた。
決議は賛成8票・棄権3票(フランス、イギリス、中華民国)で採択された。
脚注
[編集]- ^ Karel C. Wellens (英語). Resolutions and Statements of the United Nations Security Council (1946–1989)– A Thematic Guide. T.M.C. Asser Instituut. p. 31. ISBN 978-0-7923-0796-9
関連項目
[編集]- コンゴ動乱
- 国際連合コンゴ活動
- 国際連合安全保障理事会決議の一覧 (101-200)
- 国際連合安全保障理事会決議145
- 国際連合安全保障理事会決議146
- 国際連合安全保障理事会決議157
- 国際連合安全保障理事会決議161
- 国際連合安全保障理事会決議169
外部リンク
[編集]- 英語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:United Nations Security Council Resolution 143