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国際シネマ・ライブラリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

国際シネマ・ ライブラリー(こくさいしねま・らいぶらりー)は日本の映画提供・配給会社である。

概要

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日本各地の映画運動家、関係者を中心とした株主により1983年に法人化。1980年代後期にセゾングループの映画事業との関連が強まる。 ロシア・ソビエト、アジア、ラテンアメリカ諸国の映画を日本に紹介すると共に、多くの国内外の映画祭への協力を行う。セゾン系ミニシアターキネカ錦糸町にてソビエト映画及び、新ラテンアメリカ映画運動で生まれた作品群の紹介を行う。

沿革

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1980年代

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  • 1982年
    • 無人の野」(監督:グェン・ホン・セン/ベトナム)※ -提供-「無人の野」普及委員会 名義
  • 1984年
(監督:ウスマン・サパーロフ 、ヤズゲリディ・セイードフ)-配給-
(監督:ミゲル・リッティン/ニカラグア、メキシコ、キューバ、コスタリカ)-配給-

1990年代

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  • 1990年
    • 《ソビエト映画祭'90》 -協力- ※会場:銀座テアトル西友、キネカ錦糸町
    • 「泉」(監督:ユーリー・マミン/ソビエト) -提供-
    • 「コミッサール」(監督:アレクサンドル・アスコリドフ/ソビエト) -提供-
    • 「転校生レナ」(監督:ローラン・ブイコフ/ソビエト) -提供-
    • 「ブハラ大公の秘密の旅」(監督:ファリド・ ダヴレトシン) -提供-
    • 「詩人フラーギ」(監督:ホジャクリ・ナルリーエフ) -提供-
    • 「ハレバとゴーギ」(監督:ゲオルギー・シェンゲラーヤ) -提供-
    • 《新ラテンアメリカ映画祭'90》 -協力- 
この映画祭を記念して来日した、ガブリエル・ガルシア=マルケスの原作・原案による“愛の不条理”シリーズを中心とした7作品を上映と、《新ラテンアメリカ映画の回顧》のプログラムでは「コインを!」など7作品、計14作品の紹介及びシンポジウムを開催。期間:10月13日?10月19日/会場:銀座テアトル西友、キネカ錦糸町。
  • 1991年
    • 《ソビエト女性映画人週間'91》 -協力- ※会場:キネカ錦糸町
    • 「ローマの奇蹟」(監督:リサンドロ・ドウケ・ナランホ) -提供-
    • 「公園からの手紙」(監督:トマス・グティエレス・アレア) -提供-
    • パラジャーノフ祭」にて「アシクケリブ」「ざくろの色」「スラム砦の伝説」 -提供-
    • 「少年たち『カラマーゾフの兄弟』より」(監督:レニータ・グリゴリエワ、ユーリー・グリゴリエフ/ソビエト)-提供-
  • 1992年
  • 1993年
    • 戦争と平和」(監督:セルゲイ・ボンダルチュク) -共同配給-
    • 《映画百年記念 エイゼンシュテイン国際シンポジウム》 -協力- ※会場:キネカ錦糸町
  • 1994年
    • 《さっぽろ北方圏映画祭`94》 -運営協力-
  • 1995年
    • 《映画の貴公子 ボリス・バルネット》「騎手物語」「帽子箱を持った少女」「レスラーと道化師」 -提供-
    • 私は20歳」(監督:マルレン・フツィエフ) -提供-
  • 1996年
    • 《ロシア・ソビエト映画祭》 -運営協力-
  • 1997年
    • 《さっぽろ映画フェスタ'97》 -運営協力-

2000年代以降

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アテネ・フランセ文化センター、エイゼンシュテイン・シネクラブ(日本)と共に主催。日本初上映の3作品「トルブナヤの家」「雪どけ」「賞金首」を含む11作品を上映。
  • 2004年
    • 《日本・キューバ外交関係樹立75周年記念 キューバ映画への旅 Voyage to Cuban Cinema》 -協力-
  • 2006年
    • 《キューバ映画祭2006》 -協力-
  • 2007年
    • 文京区区制60周年記念事業 ロシア文学と映画》 -協力-
  • 2011年
    • 《映画の貴公子 ボリス・バルネット傑作選》 -協力- ※会場:ユーロスペース

備考

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  • 法人としての同組織は1998年に解散しているが、法人化以前及び、法人解散以後も同名称にて活動。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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