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国鉄チム1400形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国鉄チム1400形貨車
基本情報
車種 長物車
運用者 鉄道省
所有者 鉄道省
改造年 1943年(昭和18年)
改造数 27両
消滅 1945年(昭和20年)*
主要諸元
車体色
軌間 1,067 mm
荷重 15 t
備考 *除籍年
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国鉄チム1400形貨車(こくてつチム1400がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省に在籍した15 t積みの長物車である。

本形式と同様の経歴を持つチム1700形についても本項目で解説する。

概要

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1943年(昭和18年)4月1日に樺太内地編入に伴い、樺太庁から鉄道部門(樺太庁鉄道)が鉄道省(樺太鉄道局)に移管された。この際同時にチム1400形(27両、チム1400 - チム1404、チム1406 - チム1419、チム1421 - チム1424、チム1426 - チム1429)、チム1700形(35両、チム1700 - チム1734)の2形式の車籍も鉄道省に編入された。2形式とも15 t積みではあるが二軸ボギー車である。形式名、番号共に樺太庁時代のまま運用された。

戦局の悪化により樺太は車両残留のまま放棄され1945年(昭和20年)に除籍となり形式消滅となった。

脚注

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参考文献

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  • 「貨車略図 明治四十四年 鉄道院」1990年、復刻 鉄道史資料保存会
  • 貨車技術発達史編纂委員会『日本の貨車-技術発達史-』(初版)日本鉄道車輌工業会、2008年3月1日。 
  • 吉岡心平『3軸貨車の誕生と終焉(戦後編)』ネコ・パブリッシング〈RM LIBRARY 9〉、2000年4月1日、初版。ISBN 4-87366-198-6

関連項目

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