国民体育大会軟式野球競技会一般B
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国民体育大会軟式野球競技会一般B(こくみんたいいくたいかいなんしきやきゅうきょうぎかいいっぱんびー)とは、全日本軟式野球連盟に所属する各都道府県支部の予選大会で優勝し、全国9つのブロック大会で勝ち残った15チームと、開催地の1チームの合計16チームで争うトーナメントである。参加資格は、39歳以下であること。
また、一般Aと異なり、前年度天皇賜杯全日本軟式野球大会(全国大会)に出場した選手は参加できない。また、職域チーム、選抜チームを編成する場合、過去の国体・軟式野球競技の一般A(旧1部[1])と一般B(旧2部[1])に出場した選手は出場できないという条件が付されている。2007年まで実施された。なお、2008年から国体における軟式野球は、一般A・一般B・成年の3つのクラスを一本化し国民体育大会軟式野球競技と名称を変更して実施されている。
ブロック大会区分及び選出チーム数
[編集]ブロック名 | 都道府県名 | 一般A | 一般B | 成年 |
---|---|---|---|---|
北海道 | 北海道 | 1 | 1 | 1 |
東 北 | 青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島 | 2 | 2 | 1 |
関 東 | 茨城、栃木、群馬、千葉、東京、神奈川、山梨 | 2 | 2 | 2 |
北信越 | 新潟、長野、富山、石川、福井 | 1 | 1 | 1 |
東 海 | 静岡、愛知、三重、岐阜 | 2 | 2 | 1 |
近 畿 | 滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山 | 2 | 2 | 1 |
中 国 | 鳥取、島根、岡山、広島、山口 | 1 | 1 | 1 |
四 国 | 香川、徳島、愛媛、高知 | 2 | 2 | 1 |
九 州 | 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 | 2 | 2 | 2 |
開催地 | 開催地 | 1 | 1 | 1 |
計 | 16 | 16 | 12 |
歴代優勝チーム
[編集]年度 | 回 | 開催地 | 優勝チーム |
---|---|---|---|
1946年 | 1 | 京都 | |
1947年 | 2 | 石川 | |
1948年 | 3 | 福岡 | |
1949年 | 4 | 千葉 | |
1950年 | 5 | 愛知 | |
1951年 | 6 | 広島 | |
1952年 | 7 | 福島 | 立命館大学(京都) |
1953年 | 8 | 愛媛 | 早稲田大学(東京) |
1954年 | 9 | 北海道 | 専売公社徳島(徳島) |
1955年 | 10 | 神奈川 | 東北学院大学クラブ(宮城) |
1956年 | 11 | 兵庫 | 全同志社(京都) |
1957年 | 12 | 静岡 | 栗林商会(北海道) |
1958年 | 13 | 富山 | 井関農機(愛媛) |
1959年 | 14 | 東京 | 佼成球団(東京) |
1960年 | 15 | 熊本 | 山陽特殊製鋼(兵庫) |
1961年 | 16 | 秋田 | 小野田セメント(福岡) |
1962年 | 17 | 岡山 | PL東京(東京) |
1963年 | 18 | 山口 | 協和発酵防府(山口) |
1964年 | 19 | 新潟 | 河合楽器(静岡) |
1965年 | 20 | 岐阜 | 鹿児島ダイハツ(鹿児島) |
1966年 | 21 | 大分 | 丸善石油(千葉) |
1967年 | 22 | 埼玉 | 本田技研(埼玉) |
1968年 | 23 | 福井 | 洞海産業(福岡) |
1969年 | 24 | 長崎 | 名古屋相互銀行(愛知) |
1970年 | 25 | 岩手 | 釜石体協(岩手) |
1971年 | 26 | 和歌山 | 丸善石油下津(和歌山) |
1972年 | 27 | 鹿児島 | 鹿児島相互信用金庫(鹿児島) |
1973年 | 28 | 千葉 | 丸善石油下津(和歌山) |
1974年 | 29 | 茨城 | 鷲宮製作所(埼玉) |
1975年 | 30 | 三重 | 豊和工業(愛知) |
1976年 | 31 | 佐賀 | 伊万里少年軟式野球クラブ(佐賀) |
1977年 | 32 | 青森 | 三沢木崎野メッツ(青森) |
1978年 | 33 | 長野 | 三沢木崎野メッツ(青森) |
1979年 | 34 | 宮崎 | 雨天の為、準決/決勝行わず |
1980年 | 35 | 栃木 | 日本冶金クラブ(神奈川) |
1981年 | 36 | 滋賀 | 総社クラブ(岡山) |
1982年 | 37 | 島根 | 浜田クラブ(島根) |
1983年 | 38 | 群馬 | 桜江クラブ(島根)、茅野クラブ(長野) |
1984年 | 39 | 奈良 | 総社クラブ(岡山) |
1985年 | 40 | 鳥取 | 緑ヶ丘クラブ(鳥取) |
1986年 | 41 | 山梨 | 都留かいじクラブ(山梨) |
1987年 | 42 | 沖縄 | 茅野クラブ(長野) |
1988年 | 43 | 京都 | 大阪市信用金庫(大阪) |
1989年 | 44 | 北海道 | 日精工業(愛知) |
1990年 | 45 | 福岡 | 西日本銀行(福岡) |
1991年 | 46 | 石川 | 福島印刷(石川) |
1992年 | 47 | 山形 | 香寺クラブ(兵庫) |
1993年 | 48 | 徳島 | 香川オリーブ野球クラブ(香川) |
1994年 | 49 | 愛知 | 大森石油(愛知) |
1995年 | 50 | 福島 | サンワード貿易(北海道) |
1996年 | 51 | 広島 | 南豊田病院(愛知) |
1997年 | 52 | 大阪 | 鹿児島総合信用金庫(鹿児島) |
1998年 | 53 | 神奈川 | 湘南信用金庫(神奈川) |
1999年 | 54 | 熊本 | 本田技研熊本(熊本) |
2000年 | 55 | 富山 | 江守商事(福井) |
2001年 | 56 | 宮城 | 北陸流通(富山) |
2002年 | 57 | 高知 | JA北いしかり(北海道) |
2003年 | 58 | 静岡 | ホンダ浜松(静岡) |
2004年 | 59 | 埼玉 | 濃飛西濃運輸(岐阜) |
2005年 | 60 | 岡山 | 筑波病院(茨城) |
2006年 | 61 | 兵庫 | 医療法人鎌成会博愛病院(大分) |
2007年 | 62 | 秋田 | スーパードラゴンズ(京都) |
脚注
[編集]- ^ a b 国民体育大会軟式野球競技会におけるクラス分けの旧名称は、他の軟式野球大会のクラス分け(高松宮賜杯全日本軟式野球大会・1部は全日本軟式野球連盟Bクラス登録チームが対象。同2部はCクラス登録チームが対象)とは異なることに注意。
関連項目
[編集]- 軟式野球
- 全日本軟式野球連盟
- 全日本軟式野球大会
- 天皇賜杯全日本軟式野球大会
- 高松宮賜杯全日本軟式野球大会(1部、2部)
- 国民体育大会
- 国民体育大会軟式野球競技会一般A(39歳以下) - 国民体育大会軟式野球競技会は、2008年よりこちらに一本化された。
- 国民体育大会軟式野球競技会成年(40歳以上) - 成年の部は、日本スポーツマスターズが開催され始めたことにより、2007年より規模が縮小された。