コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

あぁ〜しらき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
嗚呼!しらきから転送)
あぁ〜しらき
あぁ〜しらき(2018年9月)
本名 白木 千春(しらき ちはる)
生年月日 (1976-11-21) 1976年11月21日(47歳)
出身地 日本の旗 日本福岡県
血液型 O型
身長 157 cm
言語 日本語
師匠 サンドウィッチマン
コンビ名 留守番刑事(解散)
相方 藤長勇希(コンビ時代)
事務所 グレープカンパニー
活動時期 2001年10月 -
配偶者 あり(2011年 - )
公式サイト プロフィール
受賞歴
2018年 女芸人No.1決定戦 THE W 決勝進出
2023年 女芸人No.1決定戦 THE W 決勝進出
テンプレートを表示
あぁーしらき
YouTube
チャンネル
活動期間 2019年-
ジャンル コメディ
登録者数 6500人
総再生回数 983,428回
事務所(MCN グレープカンパニー
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年11月15日時点。
テンプレートを表示

あぁ〜しらき(ああしらき、1976年11月21日 - )は、日本お笑い芸人ピン芸人[1][2]。結婚前の本名は白木 千春(しらき ちはる)。福岡県出身。グレープカンパニー所属。

来歴・人物

[編集]
  • 身長157cm、血液型はO型。
  • 中学生、高校生の時に放送されていたバラエティ番組夢で逢えたら』(フジテレビ)を観て、同番組にレギュラー出演していた清水ミチコ野沢直子のようになりたいと思ったことがきっかけで芸人を志す[3]
  • 福岡市立福岡西陵高等学校卒業[4]。高校卒業後は福岡市内のホテルの専門学校に進学するが、芸人になりたい思いをあきらめきれず中退[3]。最初は大阪に出て来て大阪NSC(吉本総合芸能学院)を受験したが不合格[5]。これで大阪は違うと思い、改めて上京する[3]
  • 英検準2級、書道初段の資格を保有。
  • 特技はソフトボール手相(ちょっとだけ)[6]
  • 2001年10月にデビュー。最初、中田ボタンの息子・藤長勇希とコンビ「留守番刑事」を結成するが、3カ月ほどで解散[3]、ピン芸人「元祖チーママ」となる。
  • 当初はフラットファイヴに所属。その後はSMA NEET Project(2020年2月までハリウッドザコシショウが主催する「ハリウッド寄席」の常連出演者)を経て、2016年よりグレープカンパニーに移籍。
  • ピンでの芸名は「元祖チーママ」→「修羅鬼」(しゅらき)→「しらきちはる」→「嗚呼!しらき」→「あぁ〜しらき」(2013年途中から)と変遷している[7]
  • 先輩のサンドウィッチマンとは師弟関係にあり、「修羅鬼」「嗚呼!しらき」という芸名は伊達みきおによって命名された[8]。昔のしらきは見た目が大人しそうだったことで、大人しそうな女の弟子がいたら面白いと伊達に思われて弟子に取られたという[5]
  • 以前はサンドウィッチマン、ロケット団、しらきの3組による自主ライブ『鈍器のような者』を行っていた。
  • 2008年3月からウメ小林一恵、しらきの女芸人3人によるトークライブ『3匹のおしゃべり』を定期的に行っている。
  • 2008年11月13日に初の単独ライブ『嫁入り前の娘が…』を、2009年6月22日に二回目の単独ライブ『パート帰りの夜に』を、ともに東京都豊島区千川Beach V(びーちぶ)で行った。
  • 2009年10月、ネットラジオにて初の冠番組嗚呼!しらきのお笑い給湯室』が始まる。
  • 2011年に結婚。今の夫は、2007年R-1ぐらんぷりでしらきが1回戦敗退を喫して、その罰ゲームとして伊達みきおが書いた台本に沿って電話で告白をした当時の男友達だった。夫は元々アルバイト先で知り合った友人で、当時しらきは交際するつもりは無かったと言う。告白の結果交際が始まったことから、しらきは伊達のことを愛のキューピッドと思っている[9][10]。なお、挙式は2011年3月12日の予定であったが、前日に発生した東日本大震災の影響で中止し、当日は2次会のみ行われた[11]2023年の時点ではテレビ・ラジオなどのメディア出演が増えてはいるが、本人は「私は旦那の扶養。売れてる芸人に比べると低所得」と話している[12]
  • 若い頃は美人芸人と呼ばれていたこともあるが[13]、お笑い芸人としての成功を追求するにあたり、女を捨てるべく、次第に容姿や体型を崩していき、現在の姿に至っている。
  • 2016年のM-1グランプリには、同じ事務所所属の八幡カオルとコンビ「ババンバー」を組んで出場(2回戦まで進出)[14]。2018年には古巣SMA NEET所属のモダンタイムスとトリオ「妖怪客ふやし」を組んで出場(2回戦まで進出)[15]。その後も『有田ジェネレーション』(TBSテレビ)にも妖怪客ふやしとして出演するなど、不定期で活動を行う。[16]
  • 女芸人No.1決定戦 THE Wでは2018年で決勝に進出し、結果は5位。2019年から2022年まで全て2回戦敗退だったが[12]、2023年では5年ぶり、2回目となる決勝進出。Cブロックに出場し、対戦相手であるゆりやんレトリィバァに勝利するも、続いての相手であるぼる塾に敗北した。

芸風

[編集]
「修羅鬼」時代
  • いつも怒っているような、まただんだん暴走していくようなキャラクターなどを演じていた。コントは、エアロビクスのインストラクターのものなど。
「しらきちはる」時代
  • ティアラを付けた姫のような格好で、エロく聞こえる言葉などのネタを披露していた。
「嗚呼!しらき」→「あぁ〜しらき」時代
  • ごみ用のポリバケツから飛び出して、一言ネタを言った後また蓋をして中に戻っていくというキャラクター
  • 身の周りの、不安だと思うことをネタにして「不安だわ〜」と言っていくもの。「不安だわ〜」の所で、パントマイムのような振りを入れたこともあった。
  • 様々な自虐的なネタを、「嗚呼〜しらきだよ〜」(童謡「アイアイ」の替え歌)をブリッジに入れながら演じるもの。
  • 「あ〜?あ〜?あ〜あ〜!しらき!」と発して、オチを自分の芸名に持っていくという自己紹介ネタ。この時は、教育番組の歌のお姉さんのようなキャラクターで、白いキャスケットをかぶり、「嗚呼」と刺繍された黄色いTシャツに赤い短パンと白いハイソックスという格好。オチで自分の芸名を言う時に、声を変えながら独特な動きでその場を左回りして最後に拳を上げる。このネタを伝授したのは伊達みきおである[17]
  • ちょっと変なおばさんに起こりそうなこと、ハプニングを題材にしたショートコント[3]
  • ウージャンボ(一発ギャグ)
などといったものをこれまでに披露している。
  • レストランやカフェなどのでのコントもある。
  • 下の口が喋るコント、陰毛に扮するコントなど、下ネタも得意とする。
    • ただしうんこ関連のネタは絶対にやらないと決めている。理由はうんこをネタにするのは小学生までだからという考えを持っているため(師匠の伊達みきおからは「うんこも陰毛も変わんねーよ」とツッコまれている。)。
  • 「左腋が臭い」と歌う(前述の教育番組の歌のお姉さんキャラの場合もある)。
  • 2017年からは、角刈りのカツラ、女と書かれたホタテブラジャー、男と書かれた赤ふんどしを身につけネタを行う「男かな?女かな?」ネタを披露している[18]
    • このネタが生まれたきっかけは、友人と友人の子供たちと一緒に海に行くことになり、「どうせ海に行くならふざけたことをやりたい」と思って、その時思い浮かんだのが武田久美子の“ホタテ貝の貝殻ビキニ"のグラビアで、ホタテ貝模様のブラジャーを付けて、たまたま角刈りのカツラも持っていたのでかぶって「男かな?女かな?」と演じて見せたところ、友人の子供たちが大笑いしてくれたことだったという[19]
    • このネタは、2018年の『THE W』で決勝に進出した時に最終決戦で披露した2本目のネタだった。しかし、これがナイツ塙宣之に「放送事故」と言われてネットニュースになるほどになり、しらき自身も、これが問題視されて会議になったらしいと聞いたとのこと。2018年の同大会での準決勝で披露するネタは1本のみで、しらきは準決勝でこのネタは行わなかった。この次の年から準決勝は2本違うネタを披露することになったことについて、運営側が「2本見ておかないと不安」と思って「このネタのせいで次の年からTHE Wが変わったかも」と話している。そしてこのネタは「誰かを批判するようなネタではない」と強く主張している[12]
  • 2018年当時はリズムに合わせてサンバイザーを上げ下げしながらネタを演じるものも主力ネタとしていた[20]

出演

[編集]
テレビ
テレビドラマ
  • 引越し探偵サクラ(テレビ東京)- 2024年3月26日 - 4月6日[22]
ラジオ
インターネット放送

脚注 

[編集]
  1. ^ "《男かな?女かな?でブレイク》「あぁ〜しらき」貝殻ビキニのキャラ「いつテレビでできなくなるのか」の苦悩と「ネタが生まれた瞬間」". NEWSポストセブン. 小学館. 10 December 2023. 2023年12月10日閲覧
  2. ^ "《「男かな?女かな?」女芸人あぁ〜しらき》34歳で年下サラリーマンと「勘違いから始まった夫婦」の決め事 キューピッドはサンド伊達". NEWSポストセブン. 小学館. 10 December 2023. 2023年12月10日閲覧
  3. ^ a b c d e 【ビッくらぼんの365日・芸人日記(25)】サンドウィッチマン、伊達の一番弟子女性ピン芸人、あぁ〜しらき(1/2)”. サンケイスポーツ (2016年6月2日). 2016年6月3日閲覧。
  4. ^ あぁ〜しらきfacebook「あぁー しらきさんの自己紹介」
  5. ^ a b 「THE W」決勝進出あぁ〜しらき 月収81円からの逆襲!”. 東京スポーツ (2018年12月5日). 2018年12月11日閲覧。
  6. ^ #外部リンクの節に掲載の「公式プロフィール」を参照
  7. ^ "ランジャタイ・国崎和也と、あぁ〜しらき『後夜祭』で垣間見た地下芸人同士の絆". 日刊サイゾー. 株式会社サイゾー. 8 April 2024. 2024年4月8日閲覧
  8. ^ 弟子・嗚呼しらき伊達の公式ブログ『もういいぜ!』2008年5月10日より
  9. ^ 【ビッくらぼんの365日・芸人日記(25)】サンドウィッチマン、伊達の一番弟子女性ピン芸人、あぁ〜しらき(2/2)”. サンケイスポーツ (2016年6月2日). 2016年6月3日閲覧。
  10. ^ 《「男かな?女かな?」女芸人あぁ〜しらき》34歳で年下サラリーマンと「勘違いから始まった夫婦」の決め事 キューピッドはサンド伊達”. NEWSポストセブン (2023年12月10日). 2023年12月11日閲覧。
  11. ^ 結婚式・・・公式ブログ『眠らない街、東京日記』 2011年3月13日より
  12. ^ a b c 私が「THE W」のルールを変えてしまったかも…女芸人・あぁ〜しらきの告白 決勝に返り咲き!”. 東京スポーツ. 2023年12月10日閲覧。
  13. ^ ぶるぺん(GYAO!オリジナル) 角刈り女芸人が美人と言われた頃の写真公開 ぶるぺん | バラエティ | 無料動画GYAO!”. GYAO!. 2021年8月11日閲覧。
  14. ^ ババンバー”. M-1グランプリ. 2016年10月19日閲覧。
  15. ^ 妖怪客ふやし コンビ情報詳細”. M-1グランプリ. 2019年2月10日閲覧。
  16. ^ 妖怪客ふやし「左脇が臭い」”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2019年2月7日). 2019年10月4日閲覧。
  17. ^ 《男かな?女かな?でブレイク》「あぁ〜しらき」貝殻ビキニのキャラ「いつテレビでできなくなるのか」の苦悩と「ネタが生まれた瞬間」”. NEWSポストセブン (2023年12月10日). 2023年12月11日閲覧。
  18. ^ 【エンタがビタミン♪】ナイツ塙 『THE W』最終決戦あぁ〜しらきのネタに「久々に放送事故を見た」”. Techinsight (2018年12月14日). 2018年12月23日閲覧。
  19. ^ 『お笑いファン VOL.2』2023年9月増刊(鹿砦社)102 - 111頁「INTERVIEW 女芸人という生き方 VOL.1 あぁ〜しらき」
  20. ^ 松本人志、『THE W』副音声で今年も独特目線「ステテコさんは?」”. マイナビニュース (2018年12月11日). 2018年12月23日閲覧。
  21. ^ Inc, Natasha. “有吉MC「オールスター後夜祭'19春」あかつ、コウメ、ジョイマン、ザコシ集結”. お笑いナタリー. 2019年4月10日閲覧。
  22. ^ 乃木坂46遠藤さくら主演のミニドラマ「引越し探偵サクラ」放送、新生活を前に謎解き”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年3月22日). 2024年3月22日閲覧。
  23. ^ あぁ〜しらきのお笑い給湯室最終回!」『あぁ〜しらきオフィシャルブログ「あぁ〜しらきのあぁ、嘆きの日々」』2021年4月1日。2024年6月24日閲覧
  24. ^ 2012年4月に「サンデーはみんなであっ!とおどろく祭り!」から変更
  25. ^ The NIGHT - - 〔月曜〕#165:超優良お笑い事務所グレープカンパニーの魅力に迫る | 動画視聴は【Abemaビデオ(AbemaTV)】”. AbemaTV. 2019年8月17日閲覧。

外部リンク

[編集]