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唐津市立伊岐佐小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
唐津市立伊岐佐小学校
2016年5月撮影
2016年5月撮影
地図北緯33度21分53秒 東経130度0分42秒 / 北緯33.36472度 東経130.01167度 / 33.36472; 130.01167座標: 北緯33度21分53秒 東経130度0分42秒 / 北緯33.36472度 東経130.01167度 / 33.36472; 130.01167
過去の名称 伊岐佐小学校
尋常原小学校 伊岐佐分校
尋常大野小学校 伊岐佐分校
伊岐佐尋常小学校
伊岐佐尋常高等小学校
伊岐佐国民学校
久里村立伊岐佐小学校
相知町立伊岐佐小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 唐津市
校訓 うつくしく 正しく たゆみなく
設立年月日 1875年(明治8年)9月
共学・別学 男女共学
学校コード B141220200204 ウィキデータを編集
所在地 849-3223
佐賀県唐津市相知町伊岐佐甲60番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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唐津市立伊岐佐小学校(からつしりつ いきさしょうがっこう)は、佐賀県唐津市相知町伊岐佐にある公立小学校

略称「いきさ」「伊岐佐小」また、「伊小」と表記される場合もある。

概要

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歴史
1875年明治8年)創立。数回の改組・改称を経て、現校名になったのは2005年平成17年)。2025年令和7年)には創立150周年を迎える。
校章
桜の花弁を背景にして、中央に校名の頭文字「伊」を配したデザインとなっている。
校歌
1969年(昭和44年)に制定。作詞は進藤坦平、作曲は吉野貢による。
通学区域
相知町伊岐佐地区
住所表記で、「唐津市相知町」の後に「伊岐佐、黒岩、大野」が続く地域[1]。中学校区は唐津市立相知中学校
特色ある教育活動
大自然を活かした学校活動が多い。学校には唐箕備中鍬などの農具も置いてある。
学校周辺の大自然
地域との交流
学校と地域との交流が深く、給食には近所からみかんなど差し入れられることもあった。あじさい祭りの季節になると、見帰りの滝周辺のごみ拾いなども行っている。また、運動会は小学生だけではなく、地域住民みんなで参加し、毎年盛り上がっている。運動会以外にも、そば打ち体験や餅つき大会、いちご狩りや田植えなども、地域の人々の協力もあり恒例行事となっている。
あじさい祭り
他校との交流
相知地区内の小学校合同での活動が年に数回ある。かつて、浜玉町立浜崎小学校山瀬分校[2]との合同活動もあった。
かつて交流を行っていた浜崎小学校山瀬分校

沿革

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  • 1875年(明治8年)9月 - 「伊岐佐小学校」が創立。下等・上等小学科を教授。
  • 1883年(明治16年)- 教育令に施行により、初等科・中等科を教授。
  • 1887年(明治20年)5月 - 統合により、「尋常原小学校 伊岐佐分校」となる。尋常科(4年制)、高等科を設置。
  • 1888年(明治21年)11月 - 統合により、「尋常大野小学校 伊岐佐分校」となる。
  • 1889年(明治22年)4月 - 町村制の施行により、久里村立の小学校となる。
  • 1892年(明治25年)4月 - 「伊岐佐尋常小学校」として分離・独立。
  • 1895年(明治28年)4月 - 校舎を増築。
  • 1901年(明治34年)4月 - 高等科を併置の上、「伊岐佐尋常高等小学校」に改称。
  • 1902年(明治35年)- 伊岐佐農業補習学校[3]が併設される。
  • 1908年(明治41年)4月 - 改正小学校令により、尋常科の修業年限(義務教育年限)が4年から6年に延長されたため、尋常科6年制・高等科2年制となる。
  • 1925年大正14年)9月 - 新グラウンドが完成。
  • 1926年(大正15年)7月 - 併設の農業補習学校が青年訓練所充当[3]となる。
  • 1928年昭和3年)
    • 3月 - 学校看護婦が配属される。
    • 5月 - 木造新校舎が完成。
  • 1931年(昭和6年)- 併設の青年訓練所充当伊岐佐農業補習学校が伊岐佐公民学校[3]に改称。
  • 1934年(昭和9年)- 運動場を拡張。
  • 1935年(昭和10年)- 青年学校令の施行により、併設の伊岐佐公民学校が伊岐佐農業青年学校[3]となる。
  • 1941年(昭和16年)
    • 1月1日 - 校旗を制定。
    • 4月1日 - 国民学校令の施行により、「伊岐佐国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める(初等科6年・高等科2年)
  • 1944年(昭和19年)4月 - 久里村内の青年学校(原・伊岐佐)統合により、久里村立農業青年学校[3]開校。国民学校との併設を改称。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革が行われる。
    • 国民学校初等科は「久里村立伊岐佐小学校」に改組・改称される。
    • 国民学校高等科は青年学校普通科との統合により、新制中学校「久里村立久里中学校」(久里小学校併設)となる。
  • 1948年(昭和23年)10月1日 - 町村合併により、「相知町立伊岐佐小学校」に改称。
  • 1953年(昭和28年)6月26日 - 大豪雨で被害を受ける。
  • 1955年(昭和30年)9月 - 完全給食を実施。
  • 1956年(昭和31年)- 後校舎5教室および木造2階建8教室を新築。
  • 1962年(昭和37年)- 全校式放送機を新設。
  • 1963年(昭和38年)- 運動場を拡張。
  • 1965年(昭和40年)- 佐賀県統計協会、佐賀県教育委員会委嘱統計教育研究発表会開催 研究テーマ「小学校社会科における統計資料をどのように生かすか」を実施。
  • 1967年(昭和42年)4月1日 - 特殊学級を設置。
  • 1968年(昭和43年)3月 - プールが完成。
  • 1969年(昭和44年)2月14日 - 校歌を制定。
  • 1971年(昭和46年)9月 - 給食センターの完成により、センターからの配送方式に変更となる。
  • 1974年(昭和49年)3月 - 素焼窯室を設置。
  • 1975年(昭和50年)- 創立100周年記念式典を挙行。
  • 1986年(昭和61年)- 愛鳥モデル校に指定される。
  • 1996年平成 8年) - パソコンを導入。
  • 2002年(平成14年)- 平成14年度「田んぼの学校」協力校となる。
  • 2005年(平成17年)1月1日 - 市町合併により、「唐津市立伊岐佐小学校」(現校名)に改称。
  • 2011年(平成23年)- 裏山治水工事(北西方面)が完了。佐賀県教育委員会指定 相知中学校区「学力向上」研究発表会を実施。
  • 2012年(平成24年)- 裏山治水工事(北東方面)が完了。

交通

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最寄りの鉄道駅
最寄りのバス停留所
  • 花タウンバス 「幸の元」停留所
  • 昭和バス 「伊岐佐交差点」停留所
最寄りの幹線道路
佐賀県道40号浜玉相知線「伊岐佐」交差点

校区内の名所・観光地

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周辺

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  • 人権ふれあいセンター相知
  • 松浦川
  • 伊岐佐川

参考資料

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  • 「相知町史 下巻」(相知町史編さん委員会, 1977年(昭和52年)3月発行)p.380~

脚注

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  1. ^ 唐津市立小中学校通学区域 - 唐津市ウェブサイト
  2. ^ 1995年(平成7年)廃校
  3. ^ a b c d e 尋常小学校(6年制)を卒業した児童が進学可能な進路先の1つ。上級学校への進学というよりは、就職のための実業教育を主な目的としていた学校である。

関連事項

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外部リンク

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