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和田紀夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
わだ のりお

和田 紀夫
生誕 (1940-08-16) 1940年8月16日(84歳)
日本の旗 日本 山口県防府市
国籍 日本の旗 日本
出身校 京都大学経済学部
職業 電信電話技術者 等
活動期間 1964年 -
雇用者 日本電信電話公社日本電信電話
著名な実績 第5代日本電信電話社長
肩書き 日本棋院理事長
任期 2012年 -2016年
前任者 大竹英雄
受賞 旭日大綬章(2018年)
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和田 紀夫(わだ のりお、1940年8月16日 - )は、日本実業家。第5代日本電信電話 (NTT) 代表取締役社長。現、同社相談役。

経歴

[編集]

山口県防府市出身。京都大学経済学部卒後、1964年昭和39年)に日本電信電話公社に入社。理事・労働部長、東北支社長、グループ企業本部長等を歴任。

1998年平成10年)からは、持株会社準備室長を兼務し、翌年、持株会社移行本部長となる。同年7月、NTT再編が実施され同時に副社長に就任。2002年平成14年)に、第5代日本電信電話株式会社社長に就任する。

放送と通信の融合の問題に積極的に取り組み、NTTとして映像配信のための通信網整備などを積極的に展開する考えを示すが直接的な放送事業への参入はしなかった。また、既存の固定電話設備の更改を事実上凍結し、2010年までに電話網のIP化と3000万人を光ファイバ網に収容するとの計画を発表した。

2007年平成19年)に社長職を退任し、会長に就任。2012年平成24年)6月より相談役。また、同月日本棋院理事長に就任した[1]。なお、本人は「囲碁はアマチュア初段の腕前」であるという。

NTT会長の他には日本経済団体連合会顧問や厚生労働省産業労働懇談会委員、日本中央競馬会運営委員[2]などの要職を務める。

2018年春の叙勲で旭日大綬章を受章[3]

脚注

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  1. ^ 日本棋院の新理事長に和田紀夫氏 NTT元社長 朝日新聞 2012年6月26日閲覧
  2. ^ 和田紀夫NTT会長が新任=JRA経営委員 時事通信 2010年9月1日閲覧
  3. ^ 春の叙勲 旭日大綬章に石原元東京海上日動社長ら”. 産経デジタル (2018年4月30日). 2022年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月21日閲覧。
先代
宮津純一郎
日本電信電話株式会社社長
第5代: 2002年 - 2007年
次代
三浦惺