和気律次郎
表示
和気 律次郎(わけ りつじろう、1888年1月29日 - 1975年5月22日)は、日本の新聞記者、翻訳家。筆名は水上規矩夫、和気律。
経歴・人物
[編集]愛媛県松山市出身。慶應義塾大学予科中退。大阪毎日新聞の記者として昭和初年に谷崎潤一郎らを担当した。
1922年頃、女性画家の松本華羊と結婚。
著書
[編集]共編著
[編集]翻訳
[編集]- 『オスカア・ワイルド』(春陽堂、現代文芸叢書) 1913年
- 『エピキユラスの園』(アナトオル・フランス、天佑社) 1919年
- 『奈落の人々』(ジヤツク・ロンドン、叢文閣、労働文芸叢書) 1920年
- 『争闘』(ジョン・ゴルスウオーシイ、叢文閣、労働文芸叢書) 1920年
- 『マグダラのマリア』(モオリス・メエテルリンク、玄文社) 1920年
- 『七つの灯火』(梅津書店) 1920年
- 『強者の力』(ジャック・ロンドン、天祐社) 1921年
- 『英米七人集 清新小説』(大阪毎日新聞社) 1922年
- 『怪奇探偵悪魔の足』(アーサー・コナン・ドイル、博文館) 1925年
- 『アンクル・トムス・ケビン』(ストウ夫人、改造社、世界大衆文学全集) 1927年
- 『チャリングクロス事件』(フレッチャー、平凡社、世界探偵小説全集) 1929年
- 『幽霊』(オツペンハイム、平凡社、世界探偵小説全集) 1930年
- 『黒星』(マツカレイ、改造社、世界大衆文学全集) 1930年
- 『双生児の復讐』(マツカレー、春陽堂、探偵小説全集) 1930年
- 『演説・司会の話術』(エルマー・ホイラー、ダイヤモンド社) 1960年
外部リンク
[編集]- 和気律次郎訳書リスト 近代デジタルライブラリー