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和久本貞雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
和久本 貞雄わくもと さだお
生誕 1925年10月1日[1]
東京[2]
死没 2011年5月17日[3][4]
東京大学医学部附属病院[4]
研究分野 歯科保存学
研究機関 東京医科歯科大学東北大学昭和大学
出身校 東京医学歯学専門学校
主な受賞歴 瑞宝中綬章[5]日本歯科医学会会長賞 [6]正五位[7]
プロジェクト:人物伝
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和久本 貞雄(わくもと さだお、1925年10月1日[1] - 2011年5月17日[3] )は、日本歯学者歯科医師昭和大学名誉教授。元昭和大学歯学部長。正五位瑞宝中綬章

経歴

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1943年京北実業学校卒業、1948年東京医学歯学専門学校卒業、東京医科歯科大学講師、助教授を経て1969年より東北大学教授、1979年より昭和大学歯学部教授、1985年より同歯学部長、1991年より名誉教授[4][2]

1959年 東京医科歯科大学より医学博士の学位を得る。学位論文は「模型ごとに埋没する鋳造方式について 」[8]

著書

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  • 和久本貞雄『歯科材料・器械』医歯薬出版〈歯科技工全書〉、1956年3月。 
  • 榊原悠紀田郎弓削朝子、和久本貞雄『歯科用器械の手びき 診療室・保存用』医歯薬出版〈でんたるおぐじりありーシリーズ(上巻)〉、1964年6月。ASIN B000JAFLKK 
  • 榊原悠紀田郎弓削朝子、和久本貞雄『歯科用器械の手びき 診療室・保存用』医歯薬出版〈でんたるおぐじりありーシリーズ(中巻)〉、1964年9月。ASIN B000JAEVBK 
  • 和久本貞雄『充填』(第2版)医歯薬出版〈歯科技工全書〉、1968年3月。ASIN B000JA17DU 
  • 和久本貞雄 他『歯科材料と臨床』監修 橋本弘一、医歯薬出版、1978年12月。ASIN B000J8JPPE 
  • 和久本貞雄 編『イヤーブック 1979 修復学』クインテッセンス出版、1979年9月1日。ASIN B000J8C5IIISBN 978-4-87417-040-3 
  • 和久本貞雄『保存修復』医歯薬出版、1980年3月。ASIN B000J88K5U 
  • 『歯科用アマルガム』翻訳 和久本貞雄、書林、1980年3月。ASIN B000J89B76 
  • 和久本貞雄 編『イヤーブック 1980 修復学』クインテッセンス出版、1980年11月26日。ASIN B000J7YTB0ISBN 978-4-87417-056-4 
  • 和久本貞雄 編『イヤーブック 1981 修復学』クインテッセンス出版、1981年12月1日。ISBN 978-4-87417-073-1 
  • 和久本貞雄 編『修復学 1982 イヤーブック』クインテッセンス出版、1982年12月1日。ISBN 978-4-87417-090-8 
  • 和久本貞雄、久光久『最新保存修復』医歯薬出版、1984年4月。ASIN B000J75MSE 
  • 和久本貞雄、久光久『要説保存修復学』書林、1984年11月。ASIN B000J6OWNQ 
  • 総山孝雄細田裕康、和久本貞雄、岩久正明『新保存修復術 ウ蝕治療革命の補遺整備』クインテッセンス出版、1985年4月10日。ISBN 978-4-87417-139-4 
  • Knud Dreyer Jørgensen『インレーとクラウン : 歯科精密鋳造の理論と実際』訳 和久本貞雄、久光久書林、1988年4月。 NCID BN02890243 
  • 和久本貞雄、久光久伊藤和雄『最新保存修復』(第2版)医歯薬出版、1995年4月。ISBN 978-4-263-40408-9 
  • 土谷, 裕彦、和久本, 貞雄、片山, 伊九右衛門 編『新編 保存修復』クインテッセンス出版〈歯科衛生士教育マニュアル〉、1997年12月10日。ISBN 978-4-87417-570-5 

所属学会

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学職
先代
石川達也
第2回
1987年
野口英世記念館
日本老年歯科医学研究会総会・学術大会 大会長
第3回
1988年
昭和大学
次代
園山昇
第4回
1989年
日仏会館ホール
先代
中村健吾加藤喜郎
第6回
1988年
日本歯科大学
日本接着歯学研究会 講演会 大会長
第7回
1989年
昭和大学
次代
熱田充片山隆昭
第8回
1990年
福岡県歯科医師会館
先代
藤井弁次
第4回
1994年
大阪歯科大学
日本歯科道具研究会 研究発表大会 大会長
第5回
1995年
昭和大学
次代
斎藤毅
第6回
1996年
日本大学

脚注

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  1. ^ a b c d e f g スタッフ紹介”. 和久本歯科医院. 2013年3月1日閲覧。
  2. ^ a b 和久本貞雄、久光久伊藤和雄『最新保存修復』(第2版)医歯薬出版、1995年4月、著者略歴頁。ISBN 978-4-263-40408-9 
  3. ^ a b 2011年5月17日”. 東洋学園大学. 2013年3月1日閲覧。
  4. ^ a b c d 久光久「故和久本貞雄先生を偲んで」『日本歯科理工学会誌』第30巻第4号、日本歯科理工学会東京都豊島区、2011年7月、275頁、ISSN 1884-4421NAID 110008686621 
  5. ^ 昭和大学歯学部だより 創刊号 (2004.1)” (PDF). 昭和大学. 2013年3月1日閲覧。 アーカイブ 2011年7月12日 - ウェイバックマシン
  6. ^ 日本歯科医学会会長賞歴代受賞者一覧表” (PDF). 日本歯科医学会. 2013年3月1日閲覧。
  7. ^ 官報 平成23年6月23日付け本紙第5582号10ページ第4段・叙位欄
  8. ^ 博士論文書誌データベース
  9. ^ 役員名簿”. 日本歯科色彩学会. 2013年3月1日閲覧。
  10. ^ 内山洋一. “日本歯科道具学会10年の歩みと医用歯科機器発展の展望”. 日本医用歯科機器学会. 2013年3月1日閲覧。
  11. ^ 発起人”. 日本健康医療学会. 2013年3月1日閲覧。
  12. ^ 役員一覧”. 日本健康医療学会. 2013年3月1日閲覧。