名犬フーバーシリーズ
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『名犬フーバーシリーズ』(めいけんフーバーシリーズ)は光文社から刊行されている笠原靖の推理小説シリーズである。
警視庁捜査第一課長を退職した主人公・長源寺大志と愛犬・フーバーが身近で巻き起こった事件を解決する動物推理小説。
シリーズ一覧
[編集]- 『名犬フーバーの事件簿』(2004年8月)
- 『封印された鍵 - 名犬フーバーの事件簿②』(2005年8月)
- 『名犬フーバーの新幹線、危機一髪』(2006年8月)
- 『名犬フーバーと女刑事山猫(ワイルド・キャット)』(2007年8月)
- 『名犬フーバーと美らの拳』(2008年9月)
- 『名犬フーバーの災難』(2009年9月)
- 『名犬フーバー 歪んだ銃口』(2010年9月)
- 『名犬フーバー 刑事のプライド』(2011年9月)
- 『名犬フーバー 雨の日に来た猫』(2012年9月)
テレビドラマ
[編集]2008年6月11日にテレビ東京系「水曜ミステリー9」枠(水曜21:00 - 22:48)で放送された。タイトルは『名犬フーバーの事件簿』。主演は里見浩太朗。
原作との相違点として大志が警視庁捜査一課ではなく京都府警捜査一課を退職した設定になっている。
あらすじ
[編集]エキストラでテレビドラマの撮影に参加していた大志とフーバーは、ある女性の爆殺現場に遭遇する。警察から足が洗えないと家族に呆れられながらも捜査に参加することになった大志。次々と殺人事件が起き、被害者が振り込め詐欺グループの元加害者であることが判明し、大志とフーバーが事件の真相に迫っていく。
キャスト
[編集]- 長源寺大志
- 演 - 里見浩太朗
- 元京都府警捜査一課課長。小学生のときに参加した学芸会でバックステージの醍醐味に目覚め、退職後、俳優のエキストラ事務所に所属する。
- 長源寺春子
- 演 - 松原智恵子
- 大志の妻。
- 山田小百合
- 演 - 多岐川裕美
- ドッグカフェの喫茶店オーナー。
- 高畑三郎
- 演 - 斎藤洋介
- 京都府警刑事。大志のかつての部下。
- 松浦肇
- 演 - 三浦浩一
- かつての振り込め詐欺グループリーダー
- 長源寺伸一郎
- 演 - 日野誠二
- 大志の息子。
- 長源寺純夏
- 演 - 石橋けい
- 大志の娘。
- 八島義介
- 演 - 芦屋小雁
- エキストラ歴20年の俳優。
- 和泉
- 演 - 三島ゆり子
- 大志が所属するエキストラプロダクションの社長。
- 矢吹朋美
- 演 - 三枝雄子
- 第1被害者。6年前、振り込め詐欺グループに銀行口座を売っていて逮捕されている。
- 工藤良夫
- 演 - 佐渡山順久
- 第2被害者。振り込め詐欺グループメンバー。
- 山田誠
- 演 - 河榮俊(ハ・ヨンジュン)
- 山田小百合の息子。振り込め詐欺グループメンバー。
- 沢村秀一
- 演 - 森一
- バイク便の男。矢吹朋美あての小荷物を届ける。
- 川原一平
- 演 - 大西耕治
- 京都府警刑事。
スタッフ
[編集]- 原作:笠原靖「名犬フーバーの事件簿」
- 脚本:柏原寛司、武井由美(来島麦)
- 演出:井上泰治
- ドッグトレーナー:古屋昭彦(鎌倉第二警察犬訓練所)
- 助監督:山下耕一郎
- 技術協力:IMAGICAウェスト
- プロデュース:中川順平、櫻林甫、池永安秀
- 制作協力:松竹京都映画
- 制作:テレビ東京、BSジャパン、松竹
外部リンク
[編集]- BSテレビ東京
- ファミリー劇場
- 銀河チャンネル