名もなき復讐者 ZEGEN
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名もなき復讐者 ZEGEN | ||
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著者 | 登美丘丈 | |
発行日 | 2019年8月20日 | |
発行元 | 宝島社 | |
ジャンル | 小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 文庫判 | |
ページ数 | 282 | |
公式サイト | tkj.jp | |
コード | ISBN 978-4-8002-9743-3 | |
ウィキポータル 文学 | ||
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『名もなき復讐者 ZEGEN』は、登美丘丈の小説。2019年8月6日に宝島社から文庫本が刊行された。妻を自殺に追い込んだ男たちへの復讐を続ける女衒の過酷な生き方と、女衒を介し偽装結婚することになった雪蘭と佐藤幸造が次第に心を通わせていく様を描く。
2019年8月30日から関西テレビの「カンテレドラマらぼ」枠でテレビドラマ化された[1]。
概要
[編集]第17回『このミステリーがすごい!』大賞 U-NEXT・カンテレ賞受賞作[2]。受賞時のタイトルは『その男、女衒』で、刊行時に改題された[2]。
U-NEXT・カンテレ賞は、第18回『このミステリーがすごい!』大賞から新設される予定だったが、U-NEXT・カンテレ賞選考会は「現代日本の大都市に蔓延る闇、そしてそこに横たわる人間味あふれるドラマが繊細に描かれており、かつ映像化した際のエンタメ的な伸びしろを感じさせ、拝読した瞬間に「チャレンジしたい」と思わせる内容でした」とコメントし[3]、急遽前倒ししてサプライズ受賞として本作が受賞することとなった[2]。
あらすじ
[編集]この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
登場人物
[編集]- 女衒(ぜげん) / 田中良夫(たなか よしお)
- 私生児として生まれ、児童養護施設で育った。最初は、自分を捨てた母親を探すために夜の街でボーイやバーテンダー、用心棒として働いていたが、やがて女性に見合った風俗店や飲食店などの働き口を紹介する女衒となった。
- 佐藤幸造(さとう こうぞう)〈41〉
- 八戸の水産加工会社の社長。若い時分に両親がなくなり会社を引き継いだ。独身。
- 李雪蘭(り せつらん)〈25〉
- 中国杭州市出身。杭州にいる病気の夫の治療費を稼ぐために日本にやってきた。強制送還され日本で働けなくなることを恐れ、女衒に偽装結婚の斡旋を依頼。新宿のマッサージ店「華苑」で働いている。
- さくら
- 女衒が初めて自ら声を掛け、仕事を斡旋した女性。
- 園長
- 女衒が育った児童養護施設の園長。多くの子供たちがいる中で、女衒に特に目をかけていた。
- 初枝
- 園長の妻。
- 王鈴麗(おう りんれい)
- 杭州にいる雪蘭の親友。日本への出稼ぎを考えている。
- 明菜
- 暴力的な恋人から逃れるために新潟からやってきた。新潟のキャバクラでは売れっ子だったが、恋人にみつかることを危惧した女衒から、キャバクラではなく女性向けのバーを紹介された。
- 東野
- 元刑事。梶間組で相談役のような立場にある。
書誌情報
[編集]- 登美丘丈『名もなき復讐者 ZEGEN』宝島社
- 2019年8月6日発売[4]、ISBN 978-4-8002-9743-3(文庫本)
テレビドラマ
[編集]名もなき復讐者 ZEGEN | |
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原作 |
登美丘丈 『名もなき復讐者 ZEGEN』 |
企画 |
宮本敬 小寺健太 柳原祥広 |
脚本 | 内藤瑛亮 |
監督 |
内藤瑛亮 後藤孝太郎 亀谷英司 |
出演者 |
阿部進之介 馬場ふみか 高橋努 遠藤雄弥 永尾まりや 筒井真理子 杉本哲太 |
音楽 | 有田尚史 |
エンディング | Qyoto『夏の雪』 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
チーフ・プロデューサー | 笠置高弘 |
プロデューサー |
浅原和博 池田篤史 鈴木剛 堀尾星矢 |
編集 | 渡辺直樹 |
制作 | トライストーン・ピクチャーズ |
製作 |
U-NEXT カンテレ |
放送 | |
放送局 | 関西テレビ |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2019年8月30日 - 10月18日 |
放送時間 | 金曜 0:25 - 0:55(木曜深夜) |
放送枠 | カンテレドラマらぼ |
回数 | 8 |
公式ウェブサイト | |
特記事項: カンテレ過去放送分はU-NEXT独占配信。 第1話[5]・第4話[6]・第5話[7]・第7話[8]は10分繰り下げ(0:35 - 1:05)。 第3話は25分繰り下げ(0:50 - 1:20)[9]。 第6話は20分繰り下げ(0:45 - 1:15)[10]。 第8話は15分繰り下げ(0:40 - 1:10)[11]。 |
2019年8月30日から10月18日まで毎週金曜(木曜深夜)0時25分-0時55分に、関西テレビの「カンテレドラマらぼ」枠で、『このミス』大賞ドラマシリーズの第2弾として放送された[1]。全8話。主演は阿部進之介[1]。阿部は本作が初の連続ドラマ主演作となる[12]。
キャスト
[編集]- 女衒 - 阿部進之介(小学生時代:柴崎楓雅、高校生時代:石川雷蔵)
- 李雪蘭 - 馬場ふみか[13]
- 東野篤 - 高橋努[13]
- 直井宏之 - 遠藤雄弥[13]
- 鮎川明菜 - 永尾まりや[13]
- 雨宮初枝 - 筒井真理子[13]
- 佐藤幸造 - 杉本哲太[13]
- 佐鳥さくら - 山田愛奈
- 佐藤二朗(特別出演)
スタッフ
[編集]- 原作 - 登美丘丈『名もなき復讐者 ZEGEN』(宝島社文庫)
- 脚本 - 内藤瑛亮
- 撮影 - 伊集守忠
- 編集 - 渡辺直樹
- 音楽 - 有田尚史
- エンディングテーマ - Qyoto『夏の雪』(アリオラジャパン)[14]
- 挿入歌 - Qyoto『僕の生きている意味』(アリオラジャパン)[14]
- 監督 - 内藤瑛亮、後藤孝太郎、亀谷英司
- 製作 - 堤天心、岡田美穂
- 企画 - 宮本敬、小寺健太、柳原祥広
- チーフプロデューサー - 笠置高弘
- プロデューサー - 浅原和博、池田篤史、鈴木剛、堀尾星矢
- 制作プロダクション - トライストーン・ピクチャーズ
- 制作・著作 - U-NEXT、カンテレ
放送日程
[編集]話数 | 放送日 | 監督 |
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第1話 | 8月30日 | 内藤瑛亮 |
第2話 | 9月 6日 | |
第3話 | 9月13日 | |
第4話 | 9月20日 | 後藤孝太郎 |
第5話 | 9月27日 | 亀谷英司 |
第6話 | 10月 | 4日内藤瑛亮 |
第7話 | 10月11日 | |
第8話 | 10月18日 |
放送局
[編集]放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
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近畿広域圏 | 関西テレビ | フジテレビ系列 | 8月30日 - 10月18日 | 金曜 0:25 - 0:55(木曜深夜) | 製作局 |
※前番組「時空探偵おゆう 大江戸科学捜査」を放送したTOKYO MXは本番組の放送予定はない。
関西テレビ カンテレドラマらぼ/『このミス』大賞ドラマシリーズ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
時空探偵おゆう 大江戸科学捜査
※ここから『このミス』大賞ドラマシリーズ |
名もなき復讐者 ZEGEN
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脚注
[編集]- ^ a b c “「このミス」大賞ドラマシリーズ始動!主演に佐久間由衣、阿部進之介、小関裕太ら”. 映画ナタリー (2019年6月10日). 2019年8月7日閲覧。
- ^ a b c “第17回『このミス』大賞発表”. 宝島社 (2018年10月1日). 2019年8月7日閲覧。
- ^ “第17回『このミス』大賞受賞作品 その男、女衒”. 宝島社 (2018年10月1日). 2019年8月7日閲覧。
- ^ “名もなき復讐者 ZEGEN|宝島社の公式WEBサイト”. 宝島社. 2019年8月7日閲覧。
- ^ “カンテレ”. Twitter (2019年8月29日). 2019年10月31日閲覧。
- ^ “カンテレ”. Twitter (2019年9月19日). 2019年10月31日閲覧。
- ^ “カンテレ”. Twitter (2019年9月26日). 2019年10月31日閲覧。
- ^ “カンテレ”. Twitter (2019年10月10日). 2019年10月31日閲覧。
- ^ “カンテレ”. Twitter (2019年9月12日). 2019年10月31日閲覧。
- ^ “カンテレ”. Twitter (2019年10月3日). 2019年10月31日閲覧。
- ^ “カンテレ”. Twitter (2019年10月17日). 2019年10月31日閲覧。
- ^ “阿部進之介「連ドラ初主演が関西の番組になったのはうれしい」カンテレを訪問して関西愛をコメント!”. 関西テレビ放送. 2019年10月31日閲覧。
- ^ a b c d e f “馬場ふみかと杉本哲太が偽装結婚、阿部進之介主演「名もなき復讐者 ZEGEN」に出演”. 映画ナタリー (2019年8月7日). 2019年8月7日閲覧。
- ^ a b “Qyoto「このミス」大賞ドラマシリーズの楽曲収めた初の両A面シングル”. 音楽ナタリー (2019年8月9日). 2019年8月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- 名もなき復讐者 ZEGEN - ウェイバックマシン(2019年8月7日アーカイブ分) - 関西テレビ放送
- 『このミス』大賞ドラマシリーズオフィシャル (@konomys_dramas) - X(旧Twitter)