吉行ゆきの
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吉行 ゆきの(よしゆき ゆきの、1997年 - )は、日本の著作家、コラムニスト、ポールダンサー、グラビアモデル。
経歴
[編集]北海道千歳市出身。北海道札幌南高等学校、北海道大学経済学部経済学科卒業。ペンネームの由来にもなった吉行淳之介の本を読み、文学と官能的な女性の描写に感銘を受け、自らも体験したいという思いからすすきのの飲食店で1年半ポールダンサーを務めた。また、『FRIDAY 2022年9月9日号』でグラビアモデルとなった[1]。
『tree』と『実話ローレンス』で書評を連載している他、『COMICペンギンクラブ』と『COMIC 快艶』(ジーウォーク)で成人向け漫画を扱ったコラム「変態文學大学生 吉行ゆきののエロマンガノススメ」を連載している[2][3]。成人向け漫画と仕事で関わる際には、永山薫の『エロマンガ・スタディーズ』を読んで昔の作品を知った[4]。2021年からエロ漫画イベントを主催している[5]。
見解
[編集]変態性欲に強い関心を持つが、「エロ」はそれ自体で肯定されるべきものであり、「エロ」の生殖としての面には全く興味がなく、生命の神秘も感じないと語っている[7]。官能の大敵は日常であるとも述べている[8]。
モモヤマハトの『ぼくの小さなはじめてのこいびと』で使用された「僕のこと産んで」という台詞に着目し、中に放出する欲望の理由は「子供に巡る血となって愛する女性から産まれること」にあり、「愛する人から産まれてみたい」という心に根差していると論じている[9]。
作品
[編集]コラム
[編集]- 変態文学大学生 吉行ゆきのの倒錯文芸書評
- レーオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ『魂を漁る女』
写真集
[編集]- 吉行ゆきの「初めて見せます…」FRIDAYデジタル写真集(講談社、2022年11月9日)
出演
[編集]受賞歴
[編集]出典
[編集]- ^ a b “現役北海道大生が「袋とじ」グラビアでデビューした理由”. 毎日新聞 (2022年10月17日). 2023年9月22日閲覧。
- ^ “変態文学大学生・吉行ゆきののターゲットは40代、50代の生活感のあるおじさん。「付き合う人もお持ち帰りしてそういう関係になる人も、ほぼ全員おじさんです」”. 集英社 (2023年3月2日). 2023年9月22日閲覧。
- ^ 『東京グラフィティ 2021年10月号』グラフィティ、2021年9月22日、25頁。
- ^ 『COMIC 快艶 VOL.06』ジーウォーク、2023年10月30日、440頁。
- ^ 『週刊SPA! 2024年 1/30号』扶桑社、2024年1月23日、33頁。
- ^ a b 『COMIC 快艶 VOL.03』ジーウォーク、2023年7月26日、57頁。
- ^ a b 『ペンギンクラブ 2023年05月号』辰巳出版、2023年3月30日、369頁。
- ^ “「女体美」と「完全なる官能」を志す変態大学生が、ポールダンスを習得。”. tree. 2023年9月22日閲覧。
- ^ 『COMIC 快艶 VOL.08』ジーウォーク、2023年12月26日、446頁。
- ^ “GRWMの罠⁉ お耽美少女がホップ、ステップ、ヘンタイ!”. tree. 2023年9月22日閲覧。
- ^ 『COMIC 快艶 VOL.04』ジーウォーク、2023年8月28日、436頁。
- ^ “松永天馬が地獄を目指す!「不惑惑惑」MV公開!”. Rooftop (2022年10月27日). 2023年9月22日閲覧。
- ^ “吉行ゆきの@変態文学大学生 ミスiD2021”. 講談社. 2023年9月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- 吉行ゆきの (@yoshiyukiyukino) - X(旧Twitter)