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吉田晶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉田 晶
人物情報
生誕 1925年12月15日
死没 2013年1月15日(87歳)
国籍 日本の旗 日本
出身校 京都帝国大学文学部史学科
学問
研究分野 日本古代史
研究機関 岡山大学
学位 文学博士
影響を受けた人物 内田銀蔵[1]
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吉田 晶(よしだ あきら、1925年12月15日[2] - 2013年1月15日)は、日本の歴史学者。専門は日本古代史。文学博士[3]岡山大学名誉教授。

経歴

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兵庫県出身。陸軍士官学校59期生[4]1949年京都大学文学部卒業[5]高校教員[6]を経て大阪電気通信大学教授[5]1978年岡山大学法文学部(現文学部)教授[5]1991年3月に退官後、甲子園大学教授を務めた[5]。1986年「日本古代村落史序説」で大阪大学文学博士。岡山大学名誉教授。2013年1月15日、心不全で死去、87歳[5]

著書

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  • 八・九世紀における私出挙について吉川弘文館〈律令国家の基礎構造〉、1960年、467 - 514頁。doi:10.11501/3006634https://dl.ndl.go.jp/pid/3006634/1/246 
  • 日本古代社会構成史論塙書房、1968年。ISBN 978-4-8273-1026-9https://dl.ndl.go.jp/pid/3024422/1/3 [7]
  • 『日本古代国家成立史論 国造制を中心として』東京大学出版会、1973年、440頁。ISBN 978-4-13-020035-6 [8]
  • 『日本古代村落史序説』塙書房、1980年、304頁。ISBN 978-4-8273-3585-9 [9]
  • 『古代の難波 (教育社歴史新書 日本史 37)』ニュートンプレス、2000年、272頁。ISBN 978-4315401882 (初版発行1982年、教育社から[10]
  • 『現代と古代史学』校倉書房、1984年、261頁。ISBN 978-4751716601 
  • 『吉備古代史の展開』塙書房、1995年、346頁。ISBN 978-4-8273-1108-2 
  • 卑弥呼の時代』新日本出版社(新日本新書)1995年(吉川弘文館、読みなおす日本史、2020年)
  • 『倭王権の時代』新日本出版社(新日本新書)1998年
  • 七支刀の謎を解く』新日本出版社 2001年
  • 『古代日本の国家形成』新日本出版社 2005年

編著

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論文

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脚注

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  1. ^ 対談 2011, p. 28.
  2. ^ 『著作権台帳』
  3. ^ 吉田晶『日本古代村落史序説』 大阪大学〈文学博士 乙第3906号〉、1986年。hdl:11094/35473NAID 500000004711https://hdl.handle.net/11094/35473 
  4. ^ 対談 2011, p. 17.
  5. ^ a b c d e “吉田晶・岡山大名誉教授死去”. 47NEWS. (2013年2月13日). http://www.47news.jp/photo/583989.php 2017年10月7日閲覧。 
  6. ^ 対談 2011, p. 18.
  7. ^ 日本古代社会構成史論 - 塙書房
  8. ^ 日本古代国家成立史論 国造制を中心として - 東京大学出版会
  9. ^ 日本古代村落史序説 - 塙書房
  10. ^ 古代の難波 (1982年) (教育社歴史新書〈日本史 37〉) - 読書メーター
  11. ^ 日本古代の国家と村落 - 塙書房
  12. ^ 岩波講座日本歴史 第4 (古代 第4) - 国立国会図書館サーチ
  13. ^ 岩波講座日本歴史 2 (古代 2) - 国立国会図書館サーチ
  14. ^ 月の輪古墳と現代歴史学 - 国立国会図書館サーチ
  15. ^ 古代における住民の武装と国家的軍制 - 国会図書館サーチ

参考文献

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  • 吉田晶/大山喬平 (2011年8月). “対談 吉田晶+ 大山喬平” (PDF). 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター年報. 2023年4月20日閲覧。

関連項目

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