吉田悟郎
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吉田 悟郎(よしだ ごろう、1921年2月8日 - 2018年5月21日[1][信頼性要検証])は、日本の歴史学者。
金沢市に技術者・吉田恵一の子として生まれる。東京府立第五中学校(現東京都立小石川高等学校)卒、成城高等学校卒、1942年東京帝国大学文学部西洋史学科を学徒出陣で繰り上げ卒業、1945年敗戦で復員し、GHQで検閲の仕事をしたのち日本評論社の編集者となる。1952年東京都立広尾高等学校教諭、81年退職。大学非常勤講師として世界史を教える。歴史教育者協議会会員[2]。
著書
[編集]- 『歴史認識と世界史教育』青木書店 1970
- 『歴史認識と世界史の論理』勁草書房 1970
- 『世界史の小径 世界史学習小論』実教出版 1977
- 『世界史の方法』青木書店 1983
- 『自立と共生の世界史学 自国史と世界史』青木書店 1990
- 『世界史学講義 上巻 (西欧文明形成の闇黒)』御茶の水書房 1995
- 『世界史学講義 下巻 (第三世界と世界史学)』御茶の水書房 1995
共編著
[編集]- 『世界歴史の図鑑』吉岡力,平田嘉三共著 小学館の学習図鑑シリーズ 1962
- 『高校生の生活と証言』鈴木亮共編 太平出版社 1968
- 「少年少女おはなし世界歴史」鈴木亮,久坂三郎共編 永井潔、箕田源二郎絵 岩崎書店
- 『新中国のたんじょう』1970
- 『第2次世界大戦』1970
- 『平和と独立へ』1970
- 『アジアの大戦』1971
- 『第1次世界大戦』1971
- 『第2次大戦はじまる』1971
- 『独裁者とのたたかい』1971
- 『ロシア革命』1971
- 『アジアの開国』1972
- 『アジアの革命』1972
- 『黒船きたる』1972
- 『たちあがるアジア』1972
- 『帝国主義のはじまり』1972
- 『産業革命』1973
- 『フランス革命』1973
- 『民族のめざめ』1973
- 『うごきだした世界』1974
- 『鎖国のアジア』1974
- 『東と西の出会い』1974
- 『ヨーロッパのめざめ』1974
- 『国ぐにのたんじょう』1975
- 『世界と日本』1975
- 『世界のあけぼの』1975
- 『ゆれうごく世界』1975
翻訳
[編集]- マリー・ノイラート『それはいったいなぜでしょう』林雄次郎共訳 日本評論社の科学の絵本 1950
- マリー・ノイラート『ものの中がみえたなら』林雄次郎共訳 日本評論社の科学の絵本 1950
- ネール『少年少女世界の歴史 12 父が子に語る世界史物語』大山聡共訳 あかね書房 1961
- ピエロ・ベントゥーラ絵 ジアン・パオロ・チェゼラーニ文 評論社 児童図書館・絵本の部屋
- 『コロンブスの航海』1979 ISBN 978-4566001305
- 『マルコ・ポーロの冒険』1980
- 『リビングストンの探検』1980
- 『クックの航海』1981
- 『北極探検』1981
- 『マゼランの航海』1981 ISBN 978-4566001350
- ピーター・シス『夢を追いかけろ クリストファー・コロンブスの物語』ほるぷ出版 1992
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ @pinuskoraie1 (2018年9月1日). "吉田悟郎氏は、2018年5月21日、ご逝去されました。". X(旧Twitter)より2021年10月10日閲覧。
- ^ 吉田悟郎のブナ林便り