コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

吉田大就

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉田 大就
南関東日野自動車軟式野球部
堺シュライクス時代の吉田
(2022年6月25日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 千葉県浦安市
生年月日 (1997-06-19) 1997年6月19日(27歳)
身長
体重
185 cm
91 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 内野手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

吉田 大就(よしだ たいしゅう、1997年6月19日[1] - )は、千葉県浦安市出身[1]の元プロ野球選手内野手)。

兄は東京ヤクルトスワローズに所属していた元プロ野球選手の吉田大成[2][3]

経歴

[編集]

高校卒業後は関東学院大学に進学[1]。大学4年次の2019年からはプロ野球独立リーグベースボール・チャレンジ・リーグ埼玉武蔵ヒートベアーズに所属[4]。1年目は途中加入ながら一塁手三塁手遊撃手左翼手右翼手の5つのポジションをこなし、守備の要として活躍。2020年は遊撃手をメインに出場し[5]、監督の角晃多からは注目の選手の一人として名前を挙げられた[6]。チームで唯一内野全ポジションでスタメン出場している。10月に退団を発表しその直後に有鈎骨骨折の手術を受けることも同時に発表した。

2021年社会人野球クラブチームハナマウイで野球を続けた[7][8]

2022年からはプロ野球独立リーグ・関西独立リーグ堺シュライクスに入団することが発表され、プロ野球に復帰。4代目キャプテンに就任することも決まった[9]。5月12日の読売ジャイアンツ三軍交流戦、6月16日の福岡ソフトバンクホークス三軍交流戦の関西独立リーグ選抜メンバーに選出された。6月は打率.378、出塁率.547の好成績を残し、チームの月間MVPに選出された[10]。7月27日のオリックス・バファローズ二軍交流戦の選抜メンバーにも選出された。10月6日に自身のツイッターで、同月4日に現役を引退したことを発表した[11]。シーズン24死球という珍しいリーグ新記録を樹立した。

2023年軟式野球に転向してのプレーを模索している[12]。その後本人のSNSの投稿で南関東日野自動車の軟式野球部に所属していることが明かされている。

人物

[編集]

兄の吉田大成東京ヤクルトスワローズに所属していたが、奇しくも大就が現役を引退した2022年10月4日にヤクルトから戦力外通告を受け[11]、同年11月3日、大就と同じ年に現役引退を決断した[13]

詳細情報

[編集]

独立リーグでの打撃成績

[編集]
















































O
P
S
2019 武蔵
埼玉
38 134 111 19 28 5 1 0 35 11 2 0 4 1 9 - 9 29 2 .252 .354 .315 .669
2020 43 75 65 8 13 0 1 0 15 5 0 1 3 0 3 - 4 20 1 .200 .278 .231 .509
2022 46 213 160 33 39 5 0 0 44 22 7 2 5 1 23 - 24 26 7 .244 .413 .275 .688
BCL:2年 81 209 176 27 41 5 2 0 50 16 2 1 7 1 12 - 13 49 3 .233 .327 .284 .611
KDL:1年 46 213 160 33 39 5 0 0 44 22 7 2 5 1 23 - 24 26 7 .244 .413 .275 .688
  • 2022年度シーズン終了時
  • 太字はリーグ最高
  • 埼玉武蔵ヒートベアーズは、2020年より「武蔵」から「埼玉」に略称を変更。

背番号

[編集]
埼玉武蔵ヒートベアーズ時代
(2020年6月20日)
  • 5(2019年 - 2020年)
  • 3(2022年)

参考文献

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 吉田大就の選手情報”. ルートインBCリーグ -Baseball Challenge League-. 2020年4月26日閲覧。
  2. ^ “悲願優勝へ、BC埼玉武蔵は粒揃い 兄は燕所属の吉田は「光るものある」指揮官称賛”. Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―. (2020年3月21日). https://full-count.jp/2020/03/21/post728583/ 2020年4月27日閲覧。 
  3. ^ “<ヤクルト新人入寮>荷物運びを手伝った弟・大就くん(後)の激励を受けるドラフト8位の吉田大成(撮影・森沢裕)”. スポーツニッポン. (2019年1月6日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/01/06/gazo/20190106s00001173070000p.html 2020年4月27日閲覧。 
  4. ^ “戦力も資金も足りないけど……BC埼玉武蔵の「応援」がすごい”. 文春オンライン. (2020年3月3日). https://bunshun.jp/articles/-/36400 2020年4月27日閲覧。 
  5. ^ 【野球】NPB注目!5つのポジションを守る守備職人!埼玉武蔵ヒートベアーズの吉田大就選手に独占取材!【ヤクルトスワローズ】 - YouTube
  6. ^ 第248回 埼玉武蔵・角晃多監督「リーグ屈指の練習量が成長の糧だ」”. SPORTS COMMUNICATIONS (2020年3月11日). 2022年7月21日閲覧。
  7. ^ ハナマウイ野球部ホームページ
  8. ^ 吉田大就 [@Y_taishu47] (2021年2月16日). "ご報告。 役8年ぶりに地元千葉で野球を続けることになりました!". X(旧Twitter)より2021年2月18日閲覧
  9. ^ 吉田大就 [@Y_taishu47] (2022年3月19日). "この度堺シュライクスのキャプテンに就任しました!". X(旧Twitter)より2022年4月21日閲覧
  10. ^ 堺シュライクス【公式】 [@sakai_cityclub] (2022年7月6日). "6月の月間MVP✨ supported by 首都研株式会社". X(旧Twitter)より2022年7月21日閲覧
  11. ^ a b “「兄の戦力外通告と同じ日に」引退 ヤクルト吉田大成の弟・大就が報告「常に僕の中には兄がいた」”. スポニチアネックス. (2022年10月6日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/10/06/kiji/20221006s00001173273000c.html 2022年10月8日閲覧。 
  12. ^ 「NPBでプレーする夢を諦めるということ」元堺シュライクス・吉田大就、秋山凌”. スポチュニティコラム (2022年10月25日). 2023年2月11日閲覧。
  13. ^ “ヤクルト・吉田大成が現役引退を決断 「平成最後の支配下指名選手」”. サンスポ. (2022年11月4日). https://www.sanspo.com/article/20221104-BYRNZ3M56VPH3ECO54BUP7CUHY/ 2022年11月4日閲覧。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]