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司令塔 (スポーツ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スポーツにおける司令塔(しれいとう)は、パスや他の選手への指示によって試合の流れをコントロールする役割を果たすチームの中心選手のことを指す。プレイメーカー (:playmaker) [注釈 1]パサーとも呼ばれる。

一般的な例

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ただし、この言葉はそのポジションそのものを指すものではなく、役割やタイプを表す言葉である。

サッカーにおける司令塔

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サッカーにおいても他のスポーツと同様に司令塔は試合の流れをコントロールする役割を果たすチームの中心選手のことを指す。日本においては、中田英寿フランスワールドカップに向けての最終予選で攻撃的ミッドフィールダー(トップ下)をしており、ワールドカップ出場を決めたイランとの試合において、2アシストを決めたこと、および中田の特異なファッション、言動から中田ブームが起き、中田ブームとともにこの言葉も定着した。そのため、2000年代前半までは主に攻撃的ミッドフィールダー(トップ下)で、フォワードにパスを多く出すタイプの選手を指して使われた。しかし、近年のサッカーではより低い位置から攻撃を組み立てようとする傾向が強くなり、チームによってはDFや守備的ミッドフィールダー(ジュビロ磐田の黄金期における名波浩ブラジルワールドカップ最終予選での遠藤保仁など)が司令塔の役割をこなし、トップ下の選手にパサータイプを置かないというチームも多くなった。例えば、2010-11のボルシア・ドルトムントにおいて香川真司は攻撃的ミッドフィールダー(トップ下)であるが、司令塔ではない。

イギリスでは、司令塔的な選手のことを“ジェネラル”(将軍)、または“ミッドフィールド・ジェネラル”と呼ぶ。これは、アメリカンフットボールでクォーターバックのことを“フィールド・ジェネラル”と呼んでいたことに由来する。

脚注

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注釈

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  1. ^ ゲームメーカーとも呼ばれるが、これは和製英語である。

出典

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  1. ^ KEIRIN Express 立川競輪場開設60周年記念特設サイト
  2. ^ 岐阜競輪 服部佳代子のレース展望

関連項目

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