台湾立法院不当権限拡大反対運動
このページ名「台湾立法院不当権限拡大反対運動」は暫定的なものです。(2024年5月) |
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日付 | 2024年5月17日から28日まで (1週4日間) |
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場所 | 台湾 |
原因 | 立法院改革法案 |
台湾立法院不当権限拡大反対運動[独自研究?]、または青鳥行動、青鳥東行動、青鳥運動 [1][2]は、2024年台湾で発生した社会運動。
野党が提出した《立法院職権行使法》や《刑法》の修正案(総統が立法院で国家情勢を報告することを強要、人事同意権・国会調査権・公聴権の強化、及び国会侮辱罪など)は、立法院が不当に自身の権力を拡大するとみなされ、国民の反発が広がり、立法院外に集まって抗議を行った[3]。
背景
[編集]2024年5月9日、公民監視国会連合及び台湾基進・時代力量・小民参政おばさん連合・台湾緑党などのNGO団体が記者会見を開き、中国国民党と台湾民衆党が討論を行わず、意図的なボイコットや妨害などの方法で「国会改革」に関する法案を審査しようとすることを非難し、争点ありかつ実質的な審査がされていない法案を司法法制委員会に戻し、厳重に審査するよう求める。
過程
[編集]5月17日、立法院の外
[編集]5月17日、公民監督國會聯盟及び經濟民主連合、小民參政歐巴桑聯盟、台灣綠黨がまた記者会見を開き、改めて法案審査の正当性を求めた。その夜、数百名の国民が立法院の外に集まり、野党の国民党と民衆党に採決を中止し、法案の実質的な審査を要求した。[4]
5月21日、立法院の外
[編集]5月21日、經濟民主連合などの団体が、立法院外での抗議集会を主催した。集会の情報はInstagram、ThreadsなどのSNSで拡散され、当日は三万人の参加者が集まった。[5][6]これはThreadsが台湾で初めて社会運動に関わった事例。[7]
5月24日
[編集]立法院の外
[編集]21日の集会が解散される前、主催者が参加者に対して「立法院は24日に国会改革法案の審査を続ける予定だから、その日も立法院の外に集まって声援してほしい」と伝えた。[8]
24日の午後4時、立法院の外には3万人超えの参加者が集まっていて、午後8時に参加者は8万人を越えた。[9]
地方各地
[編集]台北のほか、台中駅・彰化駅・嘉義駅・台南市国立台湾文学館・台東県南京路口及び高雄市中央公園にも市民が自自発的に組織され抗議集会があった。
脚注
[編集]- ^ “挺青年抗議黑箱國會!阿公阿嬤搶破頭課金 竟連機票也拉到贊助”. NOWnews今日新聞. (2024年5月24日)
- ^ “立院抗爭「青鳥行動」喊破10萬人 社群動員跨縣市聲援”. 風傳媒. (2024年5月25日)
- ^ 日本放送協会 (2024年5月25日). “台湾 大規模な抗議集会 議会で多数占める野党主導の法案めぐり | NHK”. NHKニュース. 2024年5月28日閲覧。
- ^ 陳俊華; 林敬殷 (2024年5月18日). “立院審國會職權修法 場外近百民眾聚集要求停止表決實質審查[影”]. 中央社
- ^ “大雨澆不熄怒火!不滿修法程序 3萬人包圍立院抗議” (中国語). 鏡新聞. (2024年5月22日) 2024年5月22日閲覧。
- ^ “現場喊破3萬人!抗議群眾包圍立法院 空拍圖曝光超震撼”. NOWnews今日新聞. (2024年5月21日) 2024年5月22日閲覧。
- ^ “Threads首度出現社運號召!521立院集結 國會改革爭議一次看” (中国語). 網路溫度計 DailyView. (2024年5月21日) 2024年5月22日閲覧。
- ^ 劉建邦 (2024年5月22日). “國會職權修法續審 抗議人潮守15小時民團喊24日集結”. 中央社
- ^ “3萬人抗議國會職權修法 民團提罷免等措施反制三讀”. 中央社. (2024年5月24日)