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台北捷運370型電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
台北捷運370型電車(Innovia APM 256)
370型(文湖線にて)
基本情報
製造所 ボンバルディア・トランスポーテーション
(2006年-2007年)
製造数 4両編成101本(202両)
主要諸元
編成 2M+2M
軌間 中心線間は1,880 mm
電気方式 直流750V/第三軌条集電
最高運転速度 70 km/h
設計最高速度 80 km/h
起動加速度 3.6 km/h/s
減速度(常用) 3.6 km/h/s
減速度(非常) 8.46 km/h/s
編成定員 372
編成重量 37.2
全長 13,780 mm
全幅 2,540 mm
全高 3,530 mm
歯車比 41:9 (4.56:1)[1](p35)
制御方式 IGBT VVVFインバータ制御
制御装置 ボンバルディア製 MITRAC TC540
保安装置 ATCCBTC(ボンバルディアCITYFLO650)
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マトラのVAL256と並ぶ370型(左端)
車内
松山機場旅客に対応した荷物置き場
車内のLED旅客案内装置

台北捷運370型電車(たいぺいしょううん370がたでんしゃ)、通称C370型電車またはINNOVIA APM 256台北都会区大衆捷運系統(台北捷運)で運用されている通勤型電車である。

概要

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2009年の台北捷運旧木柵線の南港展覧館方面延伸(文山線、総称文湖線)に伴う増備のために101編成202両が配備された。 ゴムタイヤ式のボンバルディア・トランスポーテーションが展開するAutomated Pepople Mover(APM)用コンセプトモデルであるINNOVIA APM'をベースとした台北捷運対応の派生型。 このうち51編成は唐栄鉄工廠の子会社である唐栄車輌科技によって台湾国内で最終組み立てが行われた[2]

保安・制御装置には同社のCBTC(無線式移動閉塞システム)であるCityflo650が搭載されている

台北市政府捷運工程局の機電工程入札番号CB370(文湖線・101編成)[3])が形式名としての由来で、2011年からは台北捷運公司もこの名称を使っている。 当初はメーカー側で「INNOVIA APM 256」、台北捷運では「BT車」と呼称されていた。前述の通り、Cityflo650は制御システムのブランドであり、車両形式を示すものではない。 実際の車両番号とは必ずしも一致しない(下記#編成参照)。

設計

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先代VAL256型と同一路線を走行するため、内装面では先代と大差なく、2ドアの標準的なものとなっている。 ボンバルディア車の従来モデルより小型で、車内はマトラ製車両よりも全幅が小さい。 各車両は非貫通型で通り抜けはできない。

編成

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制御電動車 - 制御電動車の2連ユニットで2ユニットを前後に連結して4Mの4両編成としている。配備は101組のため、2両が余ることになるが、基本的に4連で走行する。

号車表示は当欄における便宜的なものである。

  370型
号車 1 2
車体重量(t) 18.6 18.6
座席定員 24 24
車両定員 73 73
編成番号 101
:
201

配属・運用

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木柵機廠中国語版内湖機廠中国語版

関連

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脚注

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外部リンク

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