古神戸湖
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古神戸湖(ここうべこ)は、古第三紀漸新世に存在した湖。この湖に堆積した地層が神戸層群である。
約3500万年前ごろに、現在の兵庫県神戸市西部(須磨区、垂水区)、北部(北区)あたりから三田市、三木市、南は淡路島北部付近にまで広がっていたと推測されている。丹生山系は神戸層群が形成されたのちに隆起してできた山である。
神戸層群一帯では多くの植物化石や、貝化石が発掘されている。
参考文献
[編集]- 堀治三朗『神戸の植物化石物語』神戸新聞総合出版センター〈のじぎく文庫〉、1991年。ISBN 4-87521-468-5。
- 堀治三朗『神戸層群産植物化石』日本地学研究会、1976年。
- 三木茂『メタセコイア : 生ける化石植物』日本礦物趣味の会、1953年。
- 鹿間時夫「神戸層群と其の植物群」(PDF)『地質学雑誌』第45巻第539号、日本地質学会、1938年、621-640頁、ISSN 0016-7630。
- 安藤保二「多井畑貝化石の再出現(予報)」『兵庫生物』第3巻、兵庫県生物学会、1956年。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 觜本格; 前田保夫 (1989年). “5.古神戸湖の時代の地層・神戸層群”. 神戸の地層を読む(2)(神戸の自然17). 神戸市立教育研究所. 2011年8月27日閲覧。
- 三木市教育委員会; 三木市中学校理科研修部会. “用語解説2”. 三木市の自然「地学編」. 2011年8月27日閲覧。