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古城佳子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
古城 佳子
(こじょう よしこ)
人物情報
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京大学教養学部
東京大学大学院社会学研究科
東京大学大学院総合文化研究科
プリンストン大学政治学部大学院
学問
研究分野 国際関係論(特に国際政治制度論)
国際制度論
研究機関 青山学院大学
学位 Ph.D(政治学) プリンストン大学
学会 日本国際政治学会
日本政治学会
国際法学会
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古城 佳子(こじょう よしこ)は、日本政治学者。専門は、国際関係論国際政治経済学東京大学名誉教授(元同大学院総合文化研究科教授)。青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科教授。

経歴

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兵庫県生まれ[要出典]

著書

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単著

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  • 『経済的相互依存と国家――国際収支不均衡是正の政治経済学』(木鐸社, 1996年)

共著

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  • 久米郁男川出良枝田中愛治真渕勝)『政治学』(有斐閣, 2003年/補訂版 2011年)
  • Park, Gene, Saori N. Katada, Giacomo Chiozza, and Yoshiko Kojo. Taming Japan's Deflation: The Debate over Unconventional Monetary Policy. Cornell University Press, 2018.

共編著

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訳書

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論文

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雑誌収録論文

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  • 「IMF増資に対する米国政策の変遷」『国際政治』93号(1990年)
  • 「「経済安全保障」再考――概念の整理と歴史的考察」『外交時報』1280号(1991年)
  • 「日米貿易不均衡是正と円高をめぐる政治過程――経済的相互依存と調整政策の選択」『レヴァイアサン』11号(1992年)
  • 「クリントン政権の対外援助政策――国際開発金融機関に対する政策を中心として」『外交時報』1303号(1993年)
  • 「戦後国際経済体制の変容と「埋め込まれた自由主義」」『外交時報』1321号(1995年)
  • 「国際通貨レジームの変容と国家間協調」『国際問題』438号(1996年)
  • 「日米安保体制とドル防衛政策――防衛費分担要求の歴史的構図」『国際政治』115号(1997年)
  • 「『経済のグローバル化』と国際関係――国際政治経済学の展開と課題」『国際関係論研究』12号(1998年)
  • 「国際政治経済学の動向――「経済のグローバル化」と国家, 国家間協調の分析視角(上・下)」『国際問題』456号/457号(1998年)
  • 「IMFの今日的機能と問題点」『外交時報』1349号(1998年)
  • 「資本移動の増大と国際関係――「国家の自律性」の低下をめぐる議論を手掛かりとして」『社会科学研究』50巻2号(1999年)
  • 「経済のグローバル化とIMFの役割」『日本比較政治学会年報』2号(2000年)
  • 「経済のグローバル化が投げかける問題とは」『外交フォーラム』13巻1号(2000年)
  • 「「緩やかな国際制度」と遵守――IMFのコンディショナリティーを事例として」『国際法外交雑誌』100巻2号(2001年)
  • 「グローバリゼーションの再検討――その論点と現状」『国際問題』497号(2001年)
  • 「グローバリゼーションの何が問題か--国際政治における理論的課題」『世界法年報』24号(2005年)
  • 「国際政治におけるグローバル・イシューと企業――知的財産権保護と医薬品アクセス」『国際政治』153号(2008年)
  • 「サミットの効果とサミットの正当性」『世界経済評論』53巻7号(2009年)
  • 「ブレトン・ウッズ体制の形成と変容――世界金融危機と「埋め込まれた自由主義」の行方」『国際問題』584号(2009年)

単行本収録論文

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  • "Burden-Sharing under U.S. Leadership: The Case of Quota Increases of the IMF since the 1970s," in Power, Economics and Security: The United States and Japan in Focus, edited by Henry Bienen (Westview, 1992)
  • 「経済的相互依存の深化と国家の政策選択の分析視角」衞藤瀋吉先生古稀記念論文集編集委員会編『衛藤瀋吉先生古稀記念論文集(4)20世紀アジアの国際関係』(原書房, 1995年)
  • 「ブレトン・ウッズ体制の変容と日本の対応」草野厚梅本哲也編『現代日本外交の分析』(東京大学出版会, 1995年)
  • 「国際経済」渡辺昭夫土山實男編『グローバル・ガヴァナンス――政府なき秩序の模索』(東京大学出版会, 2001年)
  • 「バブル形成・崩壊の背景としての日米経済関係」村松岐夫奥野正寛編『平成バブルの研究(下)崩壊編』(東洋経済新報社, 2002年)
  • 「逆第二イメージ論」河野勝岩崎正洋編『アクセス比較政治学』(日本経済評論社, 2002年)
  • 「市場のグローバル化と国際政治」五味俊樹滝田賢治編『9・11以後のアメリカと世界』(南窓社, 2004年)
  • "Japan's Policy Change in Multi-layered International Economic Relations", in Global Governance: Germany and Japan in the International System, edited by Saori N. Katada, Hanns Maull, and Takashi Inoguchi (Ashgate Publishing, 2004)
  • 「冷戦後アメリカ外交における経済と安全保障」山本吉宣編『変貌するアメリカ太平洋世界(3)アジア太平洋の安全保障とアメリカ』(彩流社, 2005年)
  • 「東アジアにおける経済と安全保障」五十嵐暁郎佐々木寛高原明生編『東アジア安全保障の新展開』(明石書店, 2005年)
  • "Building Stable International Financial Relations", in Japan in International Politics: The Foreign Policies of an Adaptive State, edited by Thomas U. Berger, Mike M. Mochizuki, and Jitsuo Tsuchiyama (Lynne Rienner, 2007).
  • 「通商と金融をめぐる外交――グローバリゼーションと重層的経済外交への転換」大芝亮編『日本の外交(5)対外政策 課題編』(岩波書店, 2013年)

脚注

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外部リンク

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先代
田中明彦
日本国際政治学会理事長
2010年 - 2012年
次代
酒井啓子