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原美穂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

原 美穂(はら みほ、1967年 - )は、青山学院大学陸上競技部男子長距離ブロック監督原晋の妻。現在は同陸上部・町田東京都町田市)の寮母として居住中[1]。青学大の男子駅伝ランナー達を生活面や食事面などで支えており、テレビ番組等のマスメディアでもよく取り上げられている[2][3]

概要

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広島県広島市出身[4]。大学卒業後は証券会社に就職し、晋と出会い結婚する[4]

2004年に、夫の青山学院大学陸上競技部監督への就任と同時に陸上競技部の寮母になるが、それまで夫が陸上競技をやっていたことも知らなかった。自身は陸上競技には興味もなく、箱根駅伝テレビで見たこともなかった[4]。当時は夫が会社員を辞め、監督になることに反対していた。最初は「寮に居るだけでいい」と言われており、学生と関わらずに生活できたが、会うとよそよそしい感じになることを負担に感じて、暇だからできることを探して仕事をするようになる[5]

食事について、当初はケータリングを取って好きなものだけを食べていたが、野菜煮物が残されていたり、コンビニエンスストアで好きなものを買ってきて食事をしていた者もいたりしたため、これでは良くないと思い、全員がそろって食卓について、残してはいけないことにした。選手達は食事の時間をコミュニケーションの時間とすることで、効率的に練習をできるようになった。また、月に1度席替えをして、いろいろな人と話すようにすることで、全体のチームワークに繋がるとしている[5]

青山学院大学陸上競技部は、2009年には33年ぶりに箱根駅伝に出場した。2015年には箱根駅伝で初優勝する[6]

出演

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著書

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  • フツーの主婦が、弱かった青山学院大学陸上競技部の寮母になって箱根駅伝で常連校になるまでを支えた39の言葉(アスコム・出版)[8]

CM

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脚注

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  1. ^ 優しく、強く。青山学院大学 陸上競技部 町田寮 寮母 原美穂さん”. 立川を楽しもう 多摩てばこネット (2016年1月4日). 2024年4月5日閲覧。
  2. ^ 青学陸上部を密かに支えた"寮母"の声がけ なぜ「監督の監督」と呼ばれるのか”. PRESIDENT Online (2018年1月6日). 2024年4月5日閲覧。
  3. ^ 青学大 原監督の妻・美穂さんが語る強さの秘けつ「速い子を入れただけでは」往路V時の指揮官は「隣のおじさん」Nキャス出演で語る”. デイリースポーツ (2024年1月6日). 2024年4月5日閲覧。
  4. ^ a b c Vol.44 青山学院大学陸上競技部 寮母 原美穂さん”. ごはんだもん!げんきだもん!~早寝・早起き・朝ごはん~. 2023年1月2日閲覧。
  5. ^ a b 《守るための、縁の下のちからもち》第4回 駅伝ランナーを支える...”. クラブサンスター. 2023年1月2日閲覧。
  6. ^ 梅雨でも晴れやか…青学大・原監督夫人の「寮母力」”. 読売新聞オンライン (2018年6月8日). 2023年1月2日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae 原美穂のTV出演情報”. ORICON NEWS. 2024年4月5日閲覧。
  8. ^ 公式サイト・原美穂 著『フツーの主婦が、弱かった青山学院大学陸上競技部の 寮母になって箱根駅伝で常連校になるまでを支えた39の言葉』”. アスコム(刊行) (2017年12月15日). 2023年1月2日閲覧。
  9. ^ 青学大・原晋監督が夫婦でCM初出演 寮母・美穂さんに密着”. ORICON NEWS (2018年5月9日). 2024年4月5日閲覧。