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南直哉 (禅僧)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

南 直哉(みなみ じきさい[注釈 1]1958年5月2日 - )は、日本の曹洞宗禅僧[2]福井県霊泉寺住職[3]青森県恐山菩提寺院代(山主代理)[2]

略歴

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長野県長野市出身[2]早稲田大学第一文学部卒業後、大手百貨店勤務を経て、1984年に曹洞宗で出家得度[2]。同年に曹洞宗大本山永平寺に入山し、同寺で約20年の修行生活を送る[2]。2003年に同寺を下山[4][3]青松寺に立ち上げた超宗派の若手僧侶の修行道場「獅子吼林サンガ」主幹を経て、霊泉寺住職および恐山菩提寺院代[5]。 輪廻は仏教に不要だと主張している[6]

受賞歴

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著書

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単著

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共著

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  • 『やさしい「禅」入門』 立松和平との共著、新潮社、2004年11月
  • 『〈問い〉の問答』 玄侑宗久との共著、佼成出版社、2008年1月
  • 『人は死ぬから生きられる』 茂木健一郎との共著、新潮新書、2009年4月
  • 『出家の覚悟』 アルボムッレ・スマナサーラとの共著、サンガ、2009年5月。サンガ選書、2011年1月。サンガ文庫、2019年4月
  • 『サンガジャパン Vol.5』 アルムボッレ・スマナサーラほかとの共著、サンガ、2011年4月
  • 『覚悟の決め方 僧侶が伝える15の智慧』 河野太通釈徹宗田口弘願との共著、扶桑社、2011年6月
  • 『復興の精神』 養老孟司、茂木健一郎、山内昌之大井玄橋本治瀬戸内寂聴曽野綾子阿川弘之との共著、新潮社、新潮新書、2011年6月
  • 『禅とハードル』 為末大との共著、サンガ、2013年2月
  • 『サンガジャパン Vol.14』 鎌田東二ほかとの共著、サンガ、2013年6月
  • 『サンガジャパン Vol.20』 アルムボッレ・スマナサーラほかとの共著、サンガ、2015年4月
  • 『サンガジャパン Vol.21』 宮崎哲弥ほかとの共著、サンガ、2015年8月
  • 『禅と福音』 来住英俊との共著、春秋社、2016年8月
  • 『僧侶が語る死の正体』 ネルケ無方プラユキ・ナラテボー、釈徹宗、アルボムッレ・スマナサーラとの共著、サンガ、2016年10月
  • 『死と生 恐山至高対談』 鎌田東二との共著、東京堂出版、2017年9月 
  • 『生死の覚悟』高村薫との共著、新潮新書、2019年5月
  • 『不要不急 苦境と向き合う仏教の智慧』横田南嶺、細川晋輔、藤田一照、阿純章、ネルケ無方、露の団姫、松島靖朗、白川密成、松本紹圭との共著 新潮新書、2021年
  • 『老い方 死に方』養老孟司ほかとの共著 PHP研究所 2023年8月
  • 『親鸞万華鏡』武田鉄矢 芹沢俊介 若松英輔 桜井洋子 中島岳志石川九楊 末木文美士、等との共著 東本願寺出版 2023年12月

解説

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  • 養老孟司『解剖学教室へようこそ』 ちくま文庫、2005年

出演

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TV
  • ブラタモリ 第214回 -恐山〜なぜ恐山で死者に会えると思うのか?〜-』(NHK、2022年9月10日放映)[1]

脚注

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注釈

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  1. ^ 出家前は「みなみ なおや」[1]
  2. ^ 解説・宮崎哲弥。文庫化に際し第3章「アメリカ安居体験記」を増補。
  3. ^ 解説・茂木健一郎みうらじゅん土屋アンナ

出典

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  1. ^ 南直哉. “社長と禅僧”. 恐山あれこれ日記. 2019年5月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e 南直哉・為末大『禅とハードル』 サンガ、2013年3月、著者紹介(カバー)
  3. ^ a b 著作一覧:南直哉|春秋社”. 春秋社. 2017年2月2日閲覧。
  4. ^ 『サンガジャパン Vol20 これからの仏教』 サンガ、2015年5月 p.69
  5. ^ 同時代禅僧対談 <問い>の問答 - 佼成出版社”. 佼成出版社. 2018年8月26日閲覧。
  6. ^ 『仏教入門』81頁
  7. ^ “新潮文芸振興会:小林秀雄賞に南直哉さんの「超越と実存」 - 毎日新聞”. 毎日新聞. (2018年8月24日). https://mainichi.jp/articles/20180825/k00/00m/040/011000c 2018年8月25日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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