南湾猿島
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南湾猿島(なんわんさるしま、中国語: 南湾猴岛)は、中華人民共和国海南省陵水リー族自治県にある国立猿保護区で[1][2]、世界で唯一の島嶼型アカゲザル(オナガザル科マカク属)の自然保護区である。保護区は南湾半島に設置されていて、面積は100ヘクタールで、山々は大小の洞窟と奇岩で覆われ、新村から中国最長の水上ロープウェイ(2,138メートル)で渡ることができる。
南湾猿島自然保護区には、合計400種以上の植物があり、森林被覆率は95%、哺乳動物は15種、鳥類は57種、両生類と爬虫類は17種が生息する。アカゲザル保護区の設立以来、南湾半島のアカゲザルの数は、1965年の100頭以上から現在では1,500 頭以上に増加した。[3] アカゲザルに加えて、島には水鹿、ベンガルヤマネコ(豹猫)、カワウソ、センザンコウなど約20種の動物、海南ヤマウズラやヤツガシラなどの約30種の鳥類、ニシキヘビやトカゲなどの爬虫類が生息する。
参照項目
[編集]脚注
[編集]外部リンク
[編集]座標: 北緯18度23分 東経109度59分 / 北緯18.39度 東経109.98度
- 南湾猿島 (中国語)