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南新得駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南新得駅
みなみしんとく
MinamiShintoku
新得 (1.4 km)
(4.4 km) 佐幌
所在地 北海道上川郡新得町拓鉄
北緯43度4分13.78秒 東経142度50分17.07秒 / 北緯43.0704944度 東経142.8380750度 / 43.0704944; 142.8380750座標: 北緯43度4分13.78秒 東経142度50分17.07秒 / 北緯43.0704944度 東経142.8380750度 / 43.0704944; 142.8380750
所属事業者 北海道拓殖鉄道
所属路線 北海道拓殖鉄道線
キロ程 1.4 km(新得起点)
開業年月日 1928年(昭和3年)12月15日
廃止年月日 1968年(昭和43年)10月1日
備考 路線廃止による廃駅
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南新得駅(みなみしんとくえき)は、かつて北海道上川郡新得町南新得にあった北海道拓殖鉄道である。同鉄道の廃止に伴い廃駅となった。 廃止後もトラック輸送としての北海道拓殖鉄道株式会社本社や車庫[注 1]北海道拓殖バス新得営業所・拓鉄公園として整備されている。

概要

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当駅は当鉄道の運輸事務所や機関庫を有する拠点駅であった。駅舎前の通りには職員住宅が立ち並んでおり、多くの従業員などが暮らしていたことから当地の地番には「拓鉄」の名が残っている。

歴史

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駅名の由来

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当地の地域名である新得町の市街地南端に位置する。「新得」の由来については新得駅参照のこと。

駅構造

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  • 交換設備を持つ一般駅[3]
  • 駅舎は新得に向かって右側(東側)にあった。
  • 単式ホーム1面、駅舎横の佐幌側(南側)に貨物ホームと引込線2本を有していた。
  • 構内の佐幌側端部に転車台と機関庫を有していた。

駅周辺

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周辺は市街地から外れていたため、当鉄道職員用の共同浴場や娯楽用の集会場(クラブ)が設けられた。

廃止後の状況

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  • 敷地は北海道拓殖バス新得営業所と拓鉄公園になっている。
  • 拓殖バス53系統新帯線(新得~鹿追~帯広)、71系統屈足線(新得~屈足)の起終点となっており、停留所名に「南新得」の名を残している。
  • 令和6年より、原木シイタケ栽培を中心とした観光農園「拓鐵キノコタン」が開業。


隣の駅

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北海道拓殖鉄道
北海道拓殖鉄道線
新得駅 - 南新得駅 - 佐幌駅

脚注

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  1. ^ 南新得停車場設備変更ノ件 国立公文書館 デジタルアーカイブ。免許日。
  2. ^ 中音更及南新得停車場設備変更ノ件 国立公文書館 デジタルアーカイブ。免許日。
  3. ^ 「私鉄の廃線跡を歩く I」寺田裕一著 JTBパブリッシング P163。

注釈

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  1. ^ 2024年現在、本社機能は音更町の拓殖バス本社と同施設内、車庫機能は帯広市西18条のかつての拓殖バス本社営業所敷地へ移転している。なお、当所にある事務所建物は使われぬまま残っている

関連項目

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外部リンク

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