南大分駅
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南大分駅* | |
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駅舎(2016年6月) | |
みなみおおいた Minami-Ōita | |
◄賀来 (2.7 km) (2.3 km) 古国府► | |
所在地 | 大分県大分市永興三丁目4-16[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■久大本線 |
キロ程 | 136.6 km(久留米起点) |
電報略号 | ウイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
490人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)10月30日[3] |
備考 | 直営駅 |
南大分駅(みなみおおいたえき)は、大分県大分市永興(りょうご)三丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線の駅である[2]。
歴史
[編集]- 1915年(大正4年)10月30日:大湯鉄道の永興停留場(りょうごていりゅうじょう)として開業[3]。
- 1916年(大正5年)11月15日:交換設備を増設して停車場化[要出典]。
- 1922年(大正11年)12月1日:停留場から駅に昇格。また、大湯鉄道の国有化により[4]、鉄道省の駅となる。
- 1925年(大正14年)12月1日:南大分駅に改称[2]。
- 1971年(昭和46年)2月20日:貨物の取り扱いを廃止[5]。業務委託駅となる[6]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる[7]。
- 1993年(平成5年)3月27日:コンビニ一体駅舎に改築[8]。
- 2008年(平成20年)3月15日:ダイヤ改正により、以前は通過扱いだった臨時列車のTORO-Qが停車[要出典]。
- 2009年(平成21年)11月29日:車輌老朽化によりTORO-Qが廃止[9]。
- 2012年(平成24年)12月1日:ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[10]。
- 2022年(令和4年)3月11日:この日をもってみどりの窓口が営業を終了。
- 2023年(令和5年)10月1日:JR九州サービスサポートによる業務委託駅から[11]九州旅客鉄道本体による直営駅へと変更される[12]。
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かつて駅舎に併設していたコンビニ(店名は「生活列車」)
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かつて駅舎に併設していたサラダ館
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普通列車のほか、トロッコ列車も停車した(2008年7月)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。互いのホームは構内踏切で連絡している。
駅舎には新聞販売店(朝日新聞)が併設されている。かつてはコンビニエンスストア「生活列車」を併設しており、店内に改札口や待合室があるタイプとしては全国初であった[8]。コンビニが閉店した後はギフトショップ「シャディサラダ館」を経て朝日新聞の販売店になっている[2]。
JR九州本体が駅業務を受託する直営駅で、きっぷうりばが設置されている[13]。ICカードSUGOCAは出入場とチャージのみ対応[14]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■久大本線 | 下り | 大分方面 |
2 | 上り | 由布院方面 |
-
構内(2007年3月)
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高瀬石仏をイメージしたイラストが描かれた駅名標(2007年3月)
利用状況
[編集]1965年(昭和40年)度には乗車人員が295,304人(定期外:28,166人、定期:267,138人)、降車人員が296,192人で、手荷物(発送:389個、到着:683個)や小荷物(発送:2,429個、到着:3,953個)も取扱っていた[15]。
2015年(平成27年)度の乗車人員は203,296人(定期外:57,267人、定期:146,029人)、降車人員は200,583人であった[16]。
※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。
年度 | 年間 乗車人員 |
定期外 乗車人員 |
定期 乗車人員 |
一日平均 乗車人員 |
年間 降車人員 |
出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
1965年(昭和40年) | 295,304 | 28,166 | 267,138 | - | 296,192 | [15] |
- | - | - | - | - | - | - |
1990年(平成2年) | 184,245 | 53,144 | 131,101 | - | 193,647 | [17] |
1991年(平成3年) | 190,627 | 60,366 | 130,261 | - | 199,505 | [18] |
1992年(平成4年) | 177,866 | 58,762 | 119,104 | - | 183,608 | [19] |
1993年(平成5年) | 106,209 | 49,780 | 56,429 | - | 153,828 | [20] |
1994年(平成6年) | 202,499 | 76,282 | 126,217 | - | 197,270 | [21] |
1995年(平成7年) | 203,224 | 80,277 | 122,947 | - | 201,894 | [22] |
1996年(平成8年) | 206,861 | 79,475 | 127,386 | - | 206,229 | [23] |
1997年(平成9年) | 191,636 | 71,227 | 120,409 | - | 193,656 | [24] |
1998年(平成10年) | 185,893 | 65,789 | 120,104 | - | 186,968 | [25] |
1999年(平成11年) | 167,920 | 61,567 | 106,353 | - | 166,005 | [26] |
2000年(平成12年) | 156,624 | 59,276 | 97,348 | 429 | 154,254 | [27] |
2001年(平成13年) | 174,784 | 59,702 | 115,082 | 479 | 170,636 | [28] |
2002年(平成14年) | 181,613 | 56,406 | 125,207 | 498 | 180,641 | [29] |
2003年(平成15年) | 185,819 | 56,240 | 129,579 | 509 | 181,096 | [30] |
2004年(平成16年) | 184,889 | 54,883 | 130,006 | 507 | 181,498 | [31] |
2005年(平成17年) | 194,574 | 55,346 | 139,228 | 533 | 190,096 | [32] |
2006年(平成18年) | 198,866 | 55,304 | 143,562 | 545 | 198,153 | [33] |
2007年(平成19年) | 192,812 | 53,596 | 139,216 | 527 | 191,557 | [34] |
2008年(平成20年) | 180,349 | 50,319 | 130,030 | 492 | 181,486 | [35] |
2009年(平成21年) | 169,165 | 46,341 | 122,824 | 463 | 168,419 | [36][注釈 1] |
2010年(平成22年) | 173,845 | 46,546 | 127,299 | 476 | 172,389 | [38][注釈 1] |
2011年(平成23年) | 182,298 | 50,134 | 132,164 | 498 | 177,700 | [39][注釈 1] |
2012年(平成24年) | 177,900 | 49,150 | 128,750 | 487 | 175,544 | [40][注釈 1] |
2013年(平成25年) | 191,984 | 51,185 | 140,799 | 526 | 189,367 | [41][注釈 1] |
2014年(平成26年) | 178,167 | 49,136 | 129,031 | 488 | 176,944 | [42][注釈 1] |
2015年(平成27年) | 203,296 | 57,267 | 146,029 | 555 | 200,583 | [16][注釈 1] |
2016年(平成28年) | - | - | - | 556 | - | [43] |
2017年(平成29年) | - | - | - | 547 | - | [44] |
2018年(平成30年) | - | - | - | 548 | - | [45] |
2019年(令和元年) | - | - | - | 540 | - | [46] |
2020年(令和 | 2年)- | - | - | 476 | - | [47] |
駅周辺
[編集]かつて、駅周辺は田んぼが広がっていた[2]。現在では、駅の北には団地(城南団地)、南側には大石町などといった住宅地が広がっている[2]。
- 大分市立南大分小学校
- 大分市立南大分中学校
- 大分市立城南小学校
- 大分市立荏隈小学校
- 大分市立城南中学校
- 福徳学院高等学校
- 国道442号
- 大分市情報学習センター(旧:大分市視聴覚センター)
- 大分荏隈郵便局
- 大分永興郵便局
- 大分刑務所
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “永興一丁目・二丁目・三丁目住宅案内図”. 大分市. 2020年2月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、22頁。
- ^ a b 『大分市史 下巻』大分市、1988年3月31日。
- ^ 大木孝『土木社会史年表』日刊工業新聞社、1988年11月。ISBN 978-4526024443
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、742-743頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「去月20日から 営業近代化 国鉄九州三局で実施」『交通新聞』交通協力会、1971年3月5日、1面。
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ a b “全国初“コンビニ内に駅舎”新装南大分駅が“発車””. 大分合同新聞 (大分合同新聞社): p. 21(朝刊). (1993年3月28日)
- ^ “ありがとう TORO-Q” (PDF). 市報ゆふ「あらかしの森林(もり)通信」 (由布市役所総務部総合政策課): p. 14. (2016年1月号) 2016年4月21日閲覧。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日)
- ^ “北九州事業所”. JR九州サービスサポート. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
- ^ “鉄道駅業務”. JR九州サービスサポート. 2023年10月2日閲覧。
- ^ 南大分駅 - JR九州.2021年12月12日閲覧
- ^ “JR九州[SUGOCA]|利用可能・発売エリア”. 九州旅客鉄道 (2016年11月14日). 2014年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月21日閲覧。
- ^ a b 大分県総務部統計課『昭和41年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1966年3月。
- ^ a b “平成28年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物)”. 大分県総務部統計課 (2017年3月30日). 2017年5月22日閲覧。
- ^ 大分県総務部統計課『平成3年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1991年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成4年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1992年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成5年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1994年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成6年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1995年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成7年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1996年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成8年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1997年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成9年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1998年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成10年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1999年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成11年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2000年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成12年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2001年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成13年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成14年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成15年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成16年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成17年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成18年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成19年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成20年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成21年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ “平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ 池端真理『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成27年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2016年3月29日”. 大分県総務部統計課. 2017年3月4日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道 (2017年7月31日). 2017年8月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年6月4日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月27日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年12月26日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月15日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 南大分駅(駅情報) - 九州旅客鉄道