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南の哀愁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

南の哀愁』(みなみのあいしゅう)は宝塚歌劇団ミュージカル作品。

宝塚大劇場公演

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1947年 雪組

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  • 6月1日 - 6月29日[1]
  • 形式名は「歌劇[2]
  • 8場[2]
  • 併演はグランド・レビュー『世界の花[1][3]

ストーリー

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※宝塚100年史の舞台編[2]を参考にした。

タヒチを舞台に、盲目のイギリス人画家のジョン・マクレディと現地の娘のナイヤが織りなす悲しいロマンス。身分違いと薄れゆく視力という障害を超え、二人は結ばれるが・・・。

スタッフ

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主な配役

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1947年 月組

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スタッフ

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  • 作・演出:内海重典[2]
  • 音楽:河崎一朗[4]
  • 振付:玉田祐三[4]
  • 装置:渡辺正男[4]
  • 衣装:小西松茂[4]
  • 照明:黒田利邦[4]

主な配役

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1964年 星組

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出典は宝塚60年史 別冊と宝塚歌劇五十年史 別冊[6]

スタッフ

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主な配役

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1964年 月組

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出典は宝塚60年史 別冊と宝塚歌劇五十年史 別冊[10]

  • 3月3日 - 3月25日[11]
  • 形式名は「ミュージカル・ロマンス[11]
  • 12場[11]
  • 併演は日本民族舞踊第六集 四国編『黒潮[11]

スタッフ

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  • 作:演出:内海重典[11]
  • 音楽:河崎一朗[11]、河崎恒夫[11]、寺田滝雄[11]、吉崎憲治[11]
  • 音楽指揮:橋本和明[11]
  • 振付:渡辺武雄[11]、岡正躬[11]、喜多弘[11]
  • 装置:渡辺正男[11]
  • 衣装:真野誠二[11]
  • 小道具:生島道正[11]
  • 照明:今井直次[11]
  • 効果:中田正弘[11]
  • 録音:松永浩志[11]
  • 演出補:小原弘亘[11]
  • 演出助手:海野洋司[11]

主な配役

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1988年 月組

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ストーリー

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※宝塚100年史の舞台編[14]を参考にした。

将来有望な画家でありながら眼を痛めているジョンは、静養をかねて訪れたタヒチでナイヤという娘と愛し合うようになり、結婚をする。しかし、ジョンの父のマクレディ将軍はポリネシアの娘との結婚を許さず、視力の落ちた彼を連れ帰ろうとする。タヒチを舞台にしたラブ・ロマンス。

スタッフ

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主な配役

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本公演
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新人公演
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東京公演

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1948年 雪組

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  • 4月29日 - 5月10日[15]
  • 江東劇場公演[15]
  • 主なスタッフは内海重典[15]
  • 併演は『カプリチオ・エスパニョール[15]

1964年 雪・花組

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  • 1月1日 - 1月28日[16]
  • 新宿コマ劇場公演[16]
  • 主なスタッフは内海重典[16]
  • 雪組2日から16日昼・17日から28日夜[16]
  • 花組2日から16日夜・17日から28日昼[16]
  • 併演は『これぞ!タカラヅカ[16]

1988年 月組

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このほかのスタッフと配役(新人公演も含む[18])は1988年の月組大劇場公演と同じ[17]

その他の日本公演

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1947年 雪組(10月9日 - 10月15日)

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1947年 雪組(12月13日 - 12月22日)

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1949年 月組

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  • 5月25日 - 5月28日 静岡[19]、浜松[19]/6月24日 篠山[19]
  • 主なスタッフは内海重典[19]
  • 併演は『二人袴[19]

1949年 花組

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  • 6月14日・15日 伊丹[19]
  • 主なスタッフは内海重典[19]
  • 併演は『になひ文[19]

1949年 星組(7月1日 - 7月12日)

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  • 公演場所は中国地方[20]
  • 主なスタッフは内海重典[20]
  • 併演は『素襖落[20]

1949年 星組(7月8日 - 7月14日)

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  • 公演場所は北陸地方[20]
  • 主なスタッフは内海重典[20]
  • 併演は『二人袴[20]

1949年 星組(7月19日 - 8月3日)

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  • 公演場所は姫路[20]、津山[20]、鳥取[20]、玉造[20]、松江[20]
  • 主なスタッフは内海重典[20]
  • 併演は『二人袴[20]

1949年 雪組(11月7日)

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1949年 雪組(12月11日 - 12月17日)

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1953年 星組

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  • 7月11日 - 7月19日 静岡[21]、信州地方[21]
  • 主なスタッフは内海重典[21]
  • 併演は『安珍清姫譚[21]』と『ニューヨーク幻想曲[21]

1953年 花組

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  • 10月12日 - 10月30日 岡山[21]、福山[21]、三原[21]、広島[21]、岩国[21]、宇部[21]
  • 主なスタッフは内海重典[21]
  • 併演は『千姫』と『ニューヨーク幻想曲[21]

1953年 月組

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  • 10月21日 - 10月26日 北陸地方[21]
  • 主なスタッフは内海重典[21]
  • 併演は『秋の幻想曲[21]

1956年 月組(4月5日 - 4月11日)

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  • 公演場所は名古屋・毎日会館[22]
  • 主なスタッフは内海重典[22]
  • 併演は『ハワイの伯母さん[22]』と『十三鐘[22]

1956年 月組(4月13日 - 4月16日)

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  • 公演場所は豊橋[22]、飯田[22]
  • 主なスタッフは内海重典[22]
  • 併演は『ハワイの伯母さん[22]』と『十三鐘[22]

1956年 月組(4月24日 - 4月29日)

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  • 公演場所は益田[22]、出雲[22]
  • 主なスタッフは内海重典[22]
  • 併演は『娘道成寺[22]』と『ハワイの伯母さん[22]

1956年 雪組

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  • 6月17日 - 6月29日 岩国[22]、広島[22]、宇部[22]、岡山[22]、倉敷[22]、西条[22]
  • 主なスタッフは内海重典[22]
  • 併演は『四つのファンタジア[22]』と『棒しばり[22]』と『ハワイの伯母さん[22]

1958年 花組

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関連

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主な録音など

  • 宝塚思い出の名場面集~華麗なる千拍子~(LPレコード(BOX)/FCLT-3B)南の哀愁 実況録音 ダイジェスト収録
  • ファイン・ロマンス 内海重典-宝塚歌劇作品集(CD/TCAC129-130)[23] タヒチの歌-昭和22年初演「南の哀愁」歌唱 春日野八千代 収録
  • 南の哀愁/ビバ・シバ! 1988年 月組公演((実況録音)CD/TMPC-12A)
  • 88宝塚歌劇全主題歌集(CD/TMPC-21A)タヒチの歌(南の哀愁 主題歌)収録 歌唱 剣幸

主な放送

  • 南の哀愁(’88年月組・宝塚(大劇場公演))タカラヅカスカイステージ・関西テレビなど

主な(公演)プログラムなど

  • 南の哀愁/カプリチオ・エスパニョール 1948年 雪組公演(PRG-32177B)
  • 船遊女/棒しばり/南の哀愁 1958年 花組 名鉄ホール公演(PRG-15014B)
  • 南の哀愁/これぞ! タカラヅカ (脚本と配役) 1964年 雪・花組 新宿コマ公演(PRG-32082B)
  • 南の哀愁/これぞ! タカラヅカ 1964年 雪・花組 新宿コマ公演(PRG-32085B)
  • 虹のオルゴール工場/南の哀愁 1964年 星組 大劇場公演(PRG-41140B)
  • 黒潮/南の哀愁 1964年 月組 大劇場公演(PRG-21233B)
  • 黒潮/南の哀愁 1964年 月組 大劇場公演 (脚本と配役)(PRG-21234B)
  • 虹のオルゴール工場/南の哀愁 1965年 星組 大劇場公演(PRG-41086B)
  • 虹のオルゴール工場/南の哀愁(脚本と配役)1965年 星組公演 (PRG-41216B)
  • 南の哀愁 前夜祭 1988年 大劇場公演(PRG-21120B)
  • 南の哀愁/ビバ! シバ! 1988年 月組 大劇場公演(PRG-21075B)[24]
  • 南の哀愁/ビバ! シバ! 1988年 月組 東京公演(PRG-22069B)[25]
  • 南の哀愁 1988年 月組 大劇場 新人公演(PRG-71164B)
  • 南の哀愁 1988年 月組 東京 新人公演(PRG-72152B)

脚注

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参考文献

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  • 編集・発行:市橋浩二『宝塚歌劇五十年史 別冊』宝塚歌劇団、1964年5月1日。 
  • 編集発行人:橋本雅夫『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』宝塚歌劇団、1974年。 
  • 企画・構成・執筆:橋本雅夫、編集統括:北川方英『夢を描いて華やかに -宝塚歌劇80年史-』宝塚歌劇団、1994年。ISBN 4-924333-11-5 
  • 編集:森照実春馬誉貴子相井美由紀山本久美子『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年。ISBN 4-484-04601-6 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0